J1第6節、磐田vs新潟、プレビュー

J1第6節、磐田vs新潟@ヤマハ
4月3日(水)19:00KO

J1クラブは今季初の3連戦を迎え、早くもチームの総合力が試される。
新潟は前節、柏に1-1の引き分けて3試合連続負けなし。
相手の激しいプレスに苦しみ特に前半は何も出来ない時間帯が多かった。
特に、前半の立ち上がりの時間帯に先制点を許し、試合を難しくしてしまうのが気になるポイントである。
また、一部の選手への不調ぶりやそれを贔屓する監督の采配にサポーターの怒りを買い、批判のやり玉に挙がっている。
磐田は昨年のJ2で2位に入り3度目で初めて1年でのJ1復帰を決めた。
だが、2年ぶりに帰ってきたJ1のステージは第2節の川崎F戦でド派手な打ち合いに勝った以外は黒星を並べ、現在3連敗している。
こちらの問題点も立ち上がりの時間帯や前半の終盤に失点することが多く、得点力のなさも不調の原因となっている。
特に、今季のヤマハでは2試合とも無得点と磐田サポーターの集まるホームゲームでゴールシーンを見せることが出来ていない。

前回の対戦

2021年J2第21節、磐田3-2新潟@エコパスタジアム
磐田:松本昌也、ルキアン、森岡陸、新潟:ロメロ・フランク、谷口海斗
2021年J2第37節、新潟0-1磐田@デンカ
磐田:ルキアン

リーグ戦成績

6勝8分14敗(A:4勝4分6敗、H:2勝4分8敗)
ヤマハスタジアム:4勝4分5敗、エコパスタジアム:0勝0分1敗

監督対戦成績

横内昭展
広島:5勝9分16敗(03年~17年・コーチ)
磐田:対戦なし(23年~現在)
合計:5勝9分16敗(広島コーチ時代を含む)

連戦の結果

前節から今季初の3連戦がスタートしている。
松橋力蔵体制下ではどうなったか、一昨年と昨年の結果は下記の通り。
太字はホーム戦、23年の()はカップ戦の成績、PKは引き分け扱い

2022

3連戦 1:3-0-0、2:1-0-2、3:3-0-0
3月26日~4月3日:群馬・3-2、千葉・0-1、熊本・2-1
7月2日~7月10日:群馬・2-0、千葉・1-2、山口・3-1
9月10日~9月18日:琉球・3-0、甲府・2-1、水戸・2-0
5連戦
1:2-0-0、2:2-0-0、3:1-1-0
4:1-0-1、5:1-1-0
4月23日~5月8日:長崎・2-1岩手・2-0、琉球・1-1、金沢・1-0東京V・4-3
5月21日~6月4日:横浜C・3-0、水戸・3-0、山形・3-0熊本・1-4(天皇杯)、徳島・1-1

2023

3連戦
1:1-2-4、2:2-1-4(2-1-3)、3:1-3-3
3月4日~11日:札幌・2-2、福岡・0-1(L)、川崎F・1-0
4月1日~9日:名古屋・1-3柏・2-0(L)、神戸・0-0
4月15日~23日:福岡・3-2、柏・2-3(L)、鹿島・0-2
4月29日~5月7日:F東京・1-2、横浜C・0-1、柏・0-0
5月20日~28日:鳥栖・0-2、福岡・1-2(L)G大阪・1-3
6月3日~11日:湘南・2-2、滋賀・1-0(天皇杯)京都・1-3
8月26日~9月2日:鹿島・0-2、川崎F・2(PK戦:3-4)2(天皇杯)浦和・1-1

その他
7月7日、12日、15日、19日
神戸・0-1、富山(天皇杯)、札幌・1-0、富山・4-3(天皇杯)
8月2日、5日:町田・1-0(天皇杯)、名古屋・0-1
※天皇杯3回戦富山戦は7月12日に開催されたが、雷雨により幾度も中断したうえに、延長前半を終了した直後にまたも雷雨によりで中止、19日に延長後半を開催。

終盤失点警報発令中

ヤマハスタジアムのアウェー戦はいつも終盤に悲劇的なドラマが起きる
過去の失点した時間帯を紐解くと、同地では23失点のうち8失点がラスト15分以内に起きている。
特に、10年以降はアディショナルタイム付近に5回も被弾し、勝ち越しを2回と同点を3回許して、累計勝ち点8をロストしている。

得点

新潟:3-4-1(0)、4-1-2(0)=15
磐田:2-3-2(1)、2-3-5(0)=17
静岡:0-0-0(0)、0-0-2(0)=2
全体:5-7-3(1)、6-4-9(0)=34

失点

新潟:3-6-4(0)、3-7-4(2)=27
磐田:1-4-5(0)、2-3-8(4)=23
静岡:1-1-1(0)、0-0-0(0)=3
全体:5-11-10(0)、5-10-12(6)=53

75分以降の失点リスト(ヤマハ)

05年:84分、カレン・ロバート 1-3
05年:86分、福西崇史 2-3
06年:85分、船谷圭祐 7-0
10年:90+4分 前田遼一 1-1
11年:90+1分 荒田智之 1-0
13年:90+1分 山崎亮平 2-1
17年:90+4分 アダイウトン 2-2
20年:90分 ルリーニャ 1-1
※山崎亮平は新潟在籍時の16年、89分に勝ち越しの決勝ゴール

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