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二人展、ありがとうございました。マンガ家の夢破れお風呂に浸かりながら大泣きした21歳の自分に教えてあげたい。

二人展、ありがとうございました(^^)
無事に終わり、心地良い疲れとそれ以上のエネルギーをいただき「楽しんどかった」という言葉が一番しっくり来るなと思える朝です。

あ、先に謝らなければいけないことがあります!
「茅野はじめて来た」って言っていたけれど、実は過去に来てました!
妻とまだ付き合ってた頃なので18年位前?確かチーズケーキの看板を観て「美味しそう」と呟いた彼女(今は妻)が脳裏によぎり「あっ!」と。
二人展の2日目の帰りに大きなオギノを見て『あれ?』と思い、気のせいじゃなかったらそのオギノに入った気がします!

先に皆さんに謝っておきます、ごめんなさいm(_ _)m

二人展をするきっかけになるお声をかけてくださったあさみあやこさん。
そして真ん中でアドバイスやサポートそして素敵な会場を教えてくださった三澤好美さん。
お二人とできたことが何よりも仕合わせでした。
ありがとうございました!

発達障がいのある下の息子が「ととがいない」と心配になるため毎日片道2時間以上かけて帰宅しましたが、運転してる時間や家族と居る時間も自分にとっては良かったのだと思います。

ここからは今回の二人展で個人的に思ったことを↓

周りまわって自分のためにやっている

これは今回の二人展で一番思ったこと。
作品の展示で見に来てくださった方のお話をお聞きして、逆に自分の話をして思ったことは『周りまわって自分のためにやっている』ということだった。
エネルギーの循環と言いますか、ぐるぐるとまわってる感じがとても嬉しかったです。
次に繋がるエネルギーを頂きました。

時間が足りない

お話していて思ったことは『時間があっという間だった』ということ。
いっぱいお話ししたいし、でも奥底まではお聞きしてもいいのかわからないし、ひとつ言えるのは皆さんとても優しかった。
実は「お話しをする」って機会ってなかなか無いのが現状で「お話しができる場」は大切なんですよね。

弱いことは強いこと、みんな弱くてみんな強い

そんな共有ができる場って大切だし、いつかしたいなって思いました。

原画を用意しろ

これは自分のいけないところ。
マンガ家を目指して、マンガ家のアシスタント経験もあるためにしてしまっている「原画よりプリント派」というところ。
自分は自分を愛していない証拠のひとつだと反省しました。
原画をパソコンに取り込みデータ化してるから『後から直せば良い』って思うけど「綺麗にしてはダメ、原画の良さはそこ」ということも教えて貰いました。

お話してくださった言葉は神様のお言葉だと思ってる

あ、語弊のないように、自分は宗教家ではありません。
お話してくださったことって、お一人の言葉であっても、お一人だけの言葉ではないんですよね。
いろんな方が同じようなことや似たようなことをやっぱり心に抱いていて、それを話してくださって、リンクすることや重なることって『やっぱりそうなんだ』って思えて。
今回も脳内にあるシナプスのように、次に繋げられることがいっぱいあって。

お話してる感じ

そして確信しました。
俺がやって来たことは間違ってない』って。

たくさんの方の気持ちが僕の背中を押してくださって、作品を観てくださってる背中から、目を潤ませているお姿から、エネルギーが伝わって俺が涙を流すという…泣

経験をするということ

僕は25歳でうつ病になりました。
年齢は関係なく生きていくって大変なことです。
ひとつ言えるのは人は体だけで生きてなく、心でも生きているということ。
心に傷ができ、その傷を抱えながらも生きていくことの大切さは経験となります。
傷ついたことが辛く、また傷が付くことを恐れたりするのは当然のことです。
経験があるから誰かに対して優しくできたりもできます。
でも、だからって歯を食いしばって我慢することはありません。
泣きたい時は泣いて良いし、ちゃんと休んで良いんだから。ね。

こうしてお話をいただき、初めてお逢いする方、久しぶりにお逢いできた方、たくさんの方とお話できて、本当に嬉しかったです。

マンガ家になる夢は叶わず、『それでも何か表現したい』と20年やってきましたが、やってきて本当によかったと思えました。

夢破れお風呂に浸かりながら大泣きした21歳の自分に教えてあげたいです。
「誰かのためにそして自分のために君はすべきことをするよ」って。


頂いたエネルギーを創作に当てて!
また頑張れます!

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