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オリジナルキャラクターを創りながら『作者自身が自分の内面に気づく』きっかけを与える。

昨日は小学校のクラブ活動でした。

今回は「オリジナルキャラクターを作ろう」の回、実はなかなか難しい回なんです。
まず、子供たちが「描く気になる」「やる気になる」ようにするに、「話を聞いてもらう」「内容を把握してもらう」「時間までに終わらせる」と色々やることもあるんですよー。

最初、みんな「ぽっかーん」ってなるのはわかりますもん。
急に「さぁはじめて」と言われても授業的にも「ゼロから考える」ってあまり機会はないし、自分から何かをするとか何かを考えるってしなくても世の中は生きていけるもんね。

今までのクラブ活動でオリジナルキャラクターのシートを使いながら徐々に改善していった部分は『作者自身が自分の内面に気づく』きっかけを与えることです。

自分が好きなアニメやマンガのキャラクターに惹かれる理由は、自分がそうなりたい部分をキャラクターが持っているからなんです。
カウンセリングみたいなことですが、当てはまるところがあったりするんですよ。

そう伝えると、納得する子も中にはいます。
今回はちゃんとみんなに伝わったぽく理解してもらえました。

そうするとね、今度はみんなの「やる気スイッチが入り出す」んです。
考えたキャラクターをアレンジし始めたり、人間の設定だったのが怪物になったり。
このスイッチの入る瞬間が僕は好きなんです。

今度は時間を過ぎても描きたくなっちゃうのが創造の楽しいところ( ´ ▽ ` )
「描く気になった」状態です。
だから「あと何分」と時間を伝えて「〆切」を伝えます。


小学生だからイラストのクオリティは正直いいんです。
大切なことは「自分を見つける」ことなんで。

次回はパラパラマンガ、教材は工作しなくちゃいけないのでまた準備します!

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