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早めにギブアップ

 仕事のストレスが重なっていたところ、決定打となる出来事があり、精神的なストレス症状が再発してしまった。それが起こったのが木曜日。オンラインカウンセリングですぐ予約できる先生を選び、話を聞いて、状況を整理した。

 翌日、がんばって仕事に行くこともできた。あと1日行けば週末でお休み。でも、集中できないことは確実、症状がさらに悪化するリスクあり。そう判断した私は、前日のうちに金曜日は休むことを決めた。少し安心して、ぐっすり眠れた。

 休んで1日リラックスすることに徹した。午後になったら心が緩んだのか、すごく眠くなったのでお昼寝をした。自分を守るために仕事を休むことを決めた自分を褒めてあげたいと思った。そして、こういう時に、無理せず休んだ方が状況の悪化を防ぐことにもつながると身をもって学んだ休職という経験をしてよかったと思った。

 翌日は土曜日。まずは今後のことについて、これまで継続的にカウンセリングを担当してもらっていたカウンセラーさんに相談したいと思い、連絡をした。その直後に、今も定期的に受診している精神科も月曜日に受診できたらしようと思った。電話をしたら、幸いに予約がとれた。受付の人も状況を話したら、優しい言葉をかけてくれた。精神科の先生にどんなことをお願いしたらいいかカウンセラーさんに相談したいと思い、続けざまにメッセージを送った。日曜日に予約の枠を開けてくださり、張り詰めていた糸がふっと緩んだ気がした。

 まだ、問題解決のプロセスの途中。試行錯誤の途中。でも、結末じゃなくて、行動を起こしたことを書き残しておきたいと思った。

 仕事でストレスを感じる人間関係に遭遇した時、強くストレスを感じる出来事があった時、客観的に考えられているのかすごく自信がなくなることがある。私の被害妄想ではないかとか、相手には悪気がないのにとか。

 でも、私がこの社会の中で健康で自分らしくいられなければ意味がないのだ。いろいろと辛かったり、苦しい経験をたくさんしてやっとそう思えるようになった。

 そして、そのためには時には自分をまず優先していい。誰かに頼っていい。

 そんな小さい1つの出来事の積み重ねがみんなの生きやすさを作っていく気がする。

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