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ごめんなさい。

 1.はじめまして。の記事に「苦しみの渦中にいらっしゃる方に少しでも役に立つ情報をお伝えしたい。」と書きました。にも関わらず、メールやDMなどでの個別のご相談をとても心苦しくはあるのですがキャパオーバーの為、お断りさせていただいております。

 私が今書いているお話は、9年前の話です。結末からお話させて頂くと、連れ去り別居から約1年後に裁判所の決定により子どもたちが戻ってきました。今は離婚が成立し、子どもたちと3人で暮らしています。

 当時は連れ去られてしまった子どもが戻ってくるというケースが今よりももっと珍しい時代だったように思います。「なんでお子さんが戻ってきたんですか?」「どうして刑事告訴が受理されたんですか?」と聞かれるたびに泣きたい気持ちになりました。

 裁判所の決定が不平等極まりないと思ったからです。私よりももっとひどいケースで戻ってくるべきところに戻ってきていないのに。私よりも100倍も200倍も素敵で優しくて、ちゃんとしたお父さん、お母さんのところに戻ってこなかったのになんで私が・・・と申し訳ない気持ちでいっぱいになったし、とても心が苦しかったです。

 「なんで子どもたちが戻ってきたのか?」については、たまたまだったとしか言えないのですが、他にも色々な要因が重なっていて、一番に私よりも前の当事者の方たちが頑張ってくれていたからだと思っています。超党派での議員連盟が設立された時期で、法改正の動きも活発になっていたタイミングでした。仲間同士励まし合って、英気を養えたのも要因の一つでした。

 今なお連れ去り•引き離しが後をたたず、会えない親子、苦しむ親子がどんどん増え続けていることに強い悲しみと憤りを感じています。当時、「こんな親子がもう増え続けるのは終わりにしたい。」と強く思ったはずなのにしばらくイベントなどに参加できずにいたのには、色々言い訳もあるのですが(あ、8割は単に貧乏暇なしでめちゃくちゃ忙しかった・・・)これからはもうちょっと法改正や親子ネット関連の活動にも積極的に参加させて頂こうと思っています。

 その時には、私の裁判の資料なんかは持っていこうと思っています。役に立ちそうな判例があればぜひ使って頂きたいと思っています。お役に立てるかどうかは分かりませんが、わかる範囲、出来る範囲でお力になれたら!と思っています。

 当時たくさんの方に助けてもらって、元気にしてもらった分、私もしっかり恩返しをしていく所存であります!!!!!

ごめんなさい

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