有馬珠子

クリエイターと社会活動のはざまに。公益財団法人21世紀職業財団 ハラスメント防止コンサルタント 。 心理カウンセリング1級・コーチング1級(内閣総理大臣認証NPO法人コミュニケーション能力開発機構)。 「働く人のセーフティネット」共同代表幹事。セクハラは本人訴訟で逆転勝訴。

行列に席を空けろ!~謎すぎる今時の若者たちPART2:「小さなことにも腹が立つ」

人気のラーメン屋がある。カウンターのみ10席の小さい店だ。
塩煮干し系のスープが美味しくて、ランチ時にはいつも行列ができる。

会社員も学生も主婦も、老いも若きも、現役人もリタイア者も外国人も、友人もカップルも親子も上司部下も同僚たちも、そのラーメンを楽しみに並んでいる。

ちなみに私はいつも一人で並ぶ。なぜならうまいラーメンを一人で食べることに集中したいからだ。

さてある日のランチどき、いつも

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言葉通りに受け取るな!~謎すぎる今時の若者たちPART1:「小さなことにも腹がたつ」

「これだから最近の若いもんは……」このせりふを言ったことがあるだろうか。私はある。 

なみに「最近の若者は……」という言葉は、約5000年前の古代エジプトの遺跡にあった粘土板の書簡からも発見されたそうだ。『最近の若者はなっていない。自分が若い頃はもっと……』と続く言葉が、ヒエログリフによって記されていたということだ。

ジェネレーションギャップへの不満は、国を超え性別を超え時代を超え、脈々とバト

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日本のエリート男性は総じて「オジョコン」

「オジョコン」ておわかりになりますでしょうか。
わからなくて当然です。私の造語ですから。

「お嬢様コンプレックス」。これがオジョコンです。
いわゆる「大和撫子幻想」ですね。日本人男性の「オジョコン」信奉たるや、ちょっと引くほどすごくはないでしょうか。

「絶対に存在するはずだ」
UMAを求めるエクスプローラーなみに追求の手をゆるめない。コンゴの怪獣「モケーレ・ムベンベ」を追う早稲田大学探検隊のよ

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猫はしゃべっている

「うちの猫はすごいよ。人の言葉をしゃべるんだから」

昔、同僚が目を輝かせて自慢したので、それは拝見しなければとご自宅を訪問した。かわいいキジ猫が日の当たる窓辺でもっちりと香箱をつくり、にやーんと目を細め、「いらっしゃい」という体で出迎えてくれた。

同僚は私にお茶を出した後、冷蔵庫からハムを出して猫に見せた。
「ほら、これ欲しいかな~? これは何て言うのかな?」

猫はもどかしそうに前足を浮かせ

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✓「性・女性」と見られることの不愉快さ

性というのは、不思議なものです。出産や生命の神秘にかかわる、高貴で尊いものにもなり得ますし、受け取り手によれば、限りなく下品で俗悪なものにもなり得ます。

誰もが出産を通して生まれてきたわけですから、その経緯や仕組みをつまびらかに学ぶことは適正な知恵であるはずなのに、一方ではそれを忌避すべきもの羞恥なものとして、隠匿する風潮もあるのです。相反する要素をもつ、なんとも不思議なファクターではありません

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✓女性がキレイにするのは男性のためではない

復習しましょう。
「人間・女性」を「性・女性」とみなしてしまう意識のズレから、セクシュアルハラスメントが発生します。

そしてそのズレが起こる要因は、女性のビジュアル……いわゆる容姿や服装や雰囲気など……を材料として、男性の自己中心的な視点で、「人間・女性」を勝手に「性・女性」へと仕分けてしまうからです。
ここまでは整理していただけましたでしょうか。

まだ時おり見かけます。
「(にやにやしながら

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