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田原総一朗「創価学会」~創価学会の3つの危機:ピンチをチャンスに変える力

公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。

少し前ですが池田大作氏が2023年11月15日に亡くなりました。

創価学会に大きな影響を持っている池田大作氏
公明党に大きな影響を持っている創価学会
自民党と連立政権を組み与党として日本の政治に影響を与える公明党

(→は大きな影響)
​​​​池田大作氏​→創価学会→公明党→自公連立政権(与党)→日本の政治​​​

この構図は多くの日本人が認めると思います。

池田大作氏が亡くなったことで日本の政治に大きな影響はあるのか?

池田大作氏が亡くなったことで創価学会に大きな影響はあるのか?
(アンチ創価学会の人たちが言っている通り創価学会が衰えていくのか?)

こんな疑問が頭に浮かびました。

実はツイッター(X)にて勧められたのでこの本を読み始めました。


著者は田原総一朗氏。
田原総一朗氏は「朝まで生テレビ」のMCで炎上ぎみ。

しかし田原総一朗「創価学会」の内容はかなりしっかりしています
田原総一朗氏は池田大作氏にも取材をしています。

田原総一朗「創価学会」には田原総一朗氏が池田大作氏にインタビューしたことが書かれていました。(ハードカバー版p101~102)​​​​

​​​​田原総一朗氏は池田大作氏に次のように聞いた​そうです。​​​

​​​「来世、つまりあの世を見た人は誰もいませんよね。なのに、どうしてそれがあると信じられるのですか」​​​

池田大作氏は次のように答えたそうです。​

​「あるかどうかはわかりません。でも、あると思ったほうがいい​」

「なにごとも主観の問題」です。

​田原総一朗氏の解説によると​

​​あの世があると信じていれば、人はこの世でいいことをする。​​
あの世が存在すれば、その善行は報われるからだ。​
一方で、ないと思い悪行を重ね、もしあったら大変なことになる。​
本当にあるかどうかは関係ない。​
自分がどう思って生きるかが大事なのだ。​

とのことです。

​​​「来世があると信じるから卑怯なことをしない」と言えるでしょう。

卑怯なことは悪行であり、卑怯なことをしないのは善行だと私は思いますので。

そう、私は宗教に関しては「思います」としか言えません。

そして宗教は政治に影響を与えています
(宗教が政治に影響を与えているのは日本だけではないです)

よって宗教を自分なりに分析することは民主国家の有権者として必要だと思います。

「池田大作氏が亡くなって創価学会は弱まっていく!」
反創価学会の人たちはネットで言っています。

創価学会は過去に大きな危機に見舞われています。

そのたびに「創価学会は終わりだ!」「創価学会は弱体化する!」などと反創価学会の人たちに言われてきました。

しかし創価学会はまったく弱体化してません。

それどころか公明党は与党入りを果たします。
与党入りを果たしたどころか小渕内閣からずっと与党です。
(民主党政権の時だけは野党)

田原総一朗「創価学会」によると

創価学会には3回の危機​


がありました。

①1960年代:原論出版妨害事件

②1970年代:第1次宗門事件

③1980年代:第2次宗門事件


特に第2次宗門事件はかなりピンチだったらしいです。
なにしろ日蓮正宗から破門されてしまいます。

宗教的に大ピンチのはず!

それでも創価学会はなくなりませんでした。

むしろ田原総一朗氏は「創価学会」で次のような趣旨のことを書いています。

さらなる世間布教へと踏み出す好機だと考えたのではないか。
ピンチをチャンスに変える池田の強じんな精神がここにも見て取れる


ピンチをチャンスに変える災い転じて福となす

この力が池田大作氏個人的なものだったら創価学会はピンチ。
しかし「池田大作氏がいなくても創価学会はその力を持っている」のならば創価学会はそれほどピンチではない。

はてさて、どっちなのでしょうか?

田原総一朗氏の「創価学会」を読ん考えてみるとおもしろいと思います。

田原総一朗氏は「朝まで生テレビ」で炎上しているイメージがありますが、この本「創価学会」は非常に良い本だと思います。

現在、私は潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえんという難病のため無職・無収入です。

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