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本棚:『秋季限定栗きんとん事件 上・下』

『春期限定いちごタルト事件』、『夏季限定トロピカルパフェ事件』に続く、小市民シリーズの第三弾。小市民を目指す高校生の小鳩くんと小佐内さんのコンビが主人公ですが、前作の終りで、二人は互恵関係を解消。その後、どうなっちゃうの?と気になっていました。お互いに恋人ができて、憧れの小市民の道へまっしぐら…と進むわけもなく。なにせ小鳩くんと小佐内さん、小市民ではないですから。本作品は上下巻に分かれていて、2冊並べると、イラストが繋がります。
新聞部が毎月発行している『月報船戸』が重要アイテムとして登場しますが、振り返ってみれば、私の学生時代に学内新聞なるものの記憶がありません。授業で班ごとに壁新聞を作った記憶はあるけれど、新聞部っていうのもなかったような。取材して、しかも既定の文字数で埋めるのは難しそうだなぁ。小学校の頃、図書委員で「図書だより」みたいなのを書いた記憶があるけれど、ちびまる子ちゃんのイラストを描いて、スペース埋めた記憶があります。図書室の本と全く関係ないのに…。友だちとの交換日記の延長みたいな感じでやってたんだろうなぁ、私。
小鳩くんと小佐内さんの互恵関係が解消されたので、これまでに比べるとスイーツの登場が減りましたが、栗と言えば、先日、久々にお茶した後輩が「アルフォートマロンチョコ」をくれて、美味しく頂きました。マロンと言えば、マロンクリームが好きだったんだよなぁ。


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