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本棚:『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ 決定版』

「まじめ」と「みじめ」は紙一重…というのは、確かにあるかもなと思いました。まじめで一生懸命なんだけど、空回りというか、ピントがずれているというか、なんとなく残念というか…。私にとっての理想は「ゆるくスマート」でしょうか。「努力」とか「根性」とか「気合い」みたいな言葉とは無縁なんだけど、「この人 デキるな~」という感じになれたらいいなぁ。
「拙速は巧遅に勝る」とか、Bad News First/Fast という言葉を知ってからは、早め早めを心がけるようになりました。その方が精神衛生上もよいですし。でも、簡潔にスパッと伝えられているかというと怪しいので、要点や結論を先に分かりやすく伝えることを意識したいと思いました。
以前やり取りのあった社外の方のメールは、理解の難しいことが度々。しかし、海外の担当者宛への英語のメールは分かりやすくて、日本語は丁寧に書きすぎているから分かりにくいんだと思いました。特に社外向けのメールは丁寧な文章を心がけますが、失礼にならない程度に省略できるところは無くし、簡潔に書こうと思いました。
「とりあえず」ではなく「まず」と言ってみる、というのは、なるほどなと思いました。また、例えば緊急のメールのタイトルは【至急】など付けたりしますが、【業務外】【急ぎません】という逆パターンも、へぇ~と思いました。また、普段なにげなく使っている「お疲れ様」も、無能扱いされていると感じる人もいるわけで、いきなり「お疲れ様」は使わないようにしようと反省しました。「すみません」と同様、便利な言葉ではありますが、「お世話になっています」や「ありがとうございます」など、もっとよい言葉に置き換えられるものは、置き換えるとともに、他の人が冒頭でどのように挨拶しているか、よく聞いてみようと思います。


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