成長への欲求を揺さぶるコーチングとの出会い
7月からコーチングの理論と技術・実践を学び、起業までのサポートを受けるプログラムを受講しています。
この記事では、2年後の開業を目指す臨床心理士の私がコーチングを学ぶ決意に至るまでのストーリー(「コーチングとの出会い」「ビジネスを始める上で必要な継続的な自信」「コーチを選んだ理由」)について書きたいと思います。
成長欲求を揺さぶるコーチングとの出会い
以前の記事で私は「心の健康度はどうであれ、自分の変化へのモチベーションが高い人のお手伝い」をするために「敢えていうならコーチングとカウンセリングの間のこと」をしたいと書きました。
でも、実際にはコーチングをしっかり学んだことはなく、コーチングとは何かを学ぶ機会を探していました。
コーチングを学ぼうというアイデアを持ちながらも「いつ、誰から学ぶのか」は明確でなかったとき、私は一つのプログラムと出会いました。
当時の私は、出産で現場を離れて臨床心理業界への違和感をもったことをきっかけに開業を決意していました。
でも、臨床心理の世界しか知らず、経済社会に疎い私は「ビジネスを始めるには自分に何か決定的に欠けているものがある」と思っており、これまで出会ったことのない人や新しい情報を求めていました。
そんなとき目に飛び込んできたのが
Level up Your Life という言葉でした。
かねてよりInstagramで拝見していたNYを拠点に活躍されているライフキャリアコーチのSAYAKAさんが、初めての試みとしてグループコーチングプログラムLevel up Your Life groupの第一期生を募集されていたのです。
「今だ!」と直感し、問い合わせのメールをして、まずはコンタクトを取りました。
私は「Level Up your Life 自分のライフステージを上げる」という言葉に眠っていた成長欲求を揺さぶられました。
オンラインプログラムへの初投資は不安でしたが、コーチの迅速で丁寧な返信と、文面から滲み出る誠実な人柄に受講を決意しました。
コーチングで思い込みを手放したら元気になり、ワクワクを取り戻した
「もう二度と自分を社会にとって取るに足らない人間だと思いたくない」
私はプログラムの参加動機にこう書きました。
プライベートでも、精神分析的心理療法の仕事・訓練でも、少なからず厳しい体験をし、乗り越えてきたのに「社会的に自分はまだ何も成し遂げていない、このままでは終われない」という想いがありました。
5か月のプログラムを経て、私は「社会から取るに足らない人間だと思われているのが辛かった」けれど「自分を取るに足らないと思っていたのは、他でもない自分自身だった」ことを受け入れました。
そしてその思い込みを自分で外してあげることもできるのだということも。
自分には社会や人を動かす影響力はないと思い込んでいたけれども、違う。
プログラムで学び合う過程で、忘れかけていたことをコーチと仲間が思い出させてくれました。
「私の存在は人の心を動かす」
そう実感できました。
思い込みを手放した私は元気になり、自分の未来に再びワクワクし始めました。
そして、私を変えたコーチングについてもっと知りたくなりました。
事業の立ち上げに必要な継続的な自信
グループプログラムの最後にコーチは「あと、あなたに必要なのは継続的な自信だけ!」という力強い言葉をかけてくれました。
自信がないから学び続けていないと不安になる。
自信がないから動けない理由を探して止まってしまう。
自信がないから、何かにしがみつこうとする。
確かにこれから開業しようとしている私に必要なものは自信です。
クライエントさんが自分の力で変化したことを自分の手柄と錯覚しないこと、自分の限界をわきまえていることは大前提ですが、
私なら自分の提供するサービスの価値に疑問を抱いているセラピストよりも、自分のサービスの価値に自信を持っているセラピストに会いたいと思います。
また、創業時はビジネス上の失敗は避けられないし、思い通りにいかないことも沢山ある。
絶対に上手くいく保証もない。
ましてや誰に頼まれたわけでもない。
自分で事業をするためにも継続的な自信というガソリンは確かに不可欠です。
私が今のコーチを選んだ理由
このビジョンが一致していて、真っ直ぐに私の力を信頼し、背中を押してくれているこのコーチとなら「私はやれる!」と思いました。
それが、今のコーチをビジネスとコーチングの師匠に選んだ理由です。
生まれたばかり赤ちゃんが「カウンセラーになりたい」と言い出すことがないように、人との出会いを通してその道を知ることがあると思います。
私が心理療法の世界に入ったのも、振り返れば始まりは「人との出会い」でした。
コーチングを学ぶことにしたのは「この人から学びたい」と思えたSAYAKAさんとの出会いとタイミングも大きな理由の一つです。
この記事に続く記事では、私がコーチングを学ぶ、もう2つの理由を書きたいと思います。
精神分析を学んできた私が、コーチングを学ぶことによってどんな化学変化が起きるのか、私自身も楽しみですし、変化や学び、気づきをここでもシェアしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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