見出し画像

コーチングで行動が加速した2023年

こんにちは!
2年後に開業する臨床心理士のarisanです。

この記事では2023年を前後半に分けて振り返りながら「年始に立てた目標がコーチングによっていかに加速していったか」を書きたいと思います。
(この記事は読むのに約10分かかります。)

2023年は「自己投資」の年だった

始まりは「そろそろ夢に向かって行動し始める時期だ」という衝動のようなものでした。

2022年の秋から女性起業家の支援プログラムに参加するようになり、自分の目標を実現するためにどんどん行動している人達、それを後押しするgive精神に満ちた人達に出会い、自分の内側にある「行動したい」衝動が爆発して2023年を転機の年にするために年始に3つの目標を立てました。

年始に立てた3つの目標

① 事業(開業)のことを前に進める
② 家(移住)のことを前に進める
③   継続的なセルフケアを実践する

① 2年後の開業というゴールに向かって、一歩でも目標に向かって前進したいと思いました。

② 都内での開業を目指すにあたり、今の家は遠方で通勤に時間がかかる、子どもと一緒にいる時間も短く有事にすぐに駆けつけられない等の理由で、数年前から移住を検討していました。開業に並行して、移住についても目標に向かって行動しようと思いました。

③ 新しい事業を開始するならば自分が資本になると考えました。Body/Mind/ Sprit(身体、心、精神)をしっかりケアして、なりたい自分に近づくために行動することに決めました。

実際の経過(1月〜5月まで)

①の事業について

1月から3月まで東京信用保証協会主催の創業スクールを仕事の後に受講し、並行して1月から5月まで、NYで活躍する国際コーチング連盟認定のライフコーチSAYAKAさんのグループコーチングを受けました。

なぜ忙しくなるのに2つのプログラムを並行して受講することにしたかというと、これまでの日常に加えて新しいビジネスを始めるという挑戦をするには、集中力、諦めない力、自分を信じる力といったマインドセットが必須と考え、それをコーチングで培いたかったからです。

「自分はどんな世界を創りたいのか」「大事にしたい価値観や信念は何か」人前で、人の中で言葉にする中で、次第に自分の信念や世界観が明瞭になり、自分のやろうとしていることに自信を持てるようになってきました。

また、自分に対する疑念や、苦しかった過去の自己イメージや人間関係の記憶に足を引っ張られそうになるときに、グループコーチングのセッションが軌道修正して自信を取り戻させてくれました。

ビジネスはサービスを届けたい人に自分を知ってもらわないことには始められない。このnoteを皮切りに苦手意識があった発信も始めました。

②の家について

4月から家族と、どのエリアに住みたいか、どう住みたいか(マンションなのか戸建なのか、土地を購入して家を建てるのか、中古戸建か)を話し合いました。そして、週1日は不動産の日とし、不動産サイトで想定エリアの物件を定点観測しながら、相場観や外せない条件等をメモしていきました。

4月からは月3軒は内見すると決め、不動産屋さんに連絡したり、実際に内見にいくようになりました。

③のセルフケアについて

なりたい自己像を描きながら、週末のランニング、白湯を飲む、16時間ファスティング、朝15分読書、寝る前の呼吸法、ジャーナリング等を習慣化して継続しました。

実際の経過(6月〜12月まで)

①の事業について

そんな最中、コーチングを実際に学ぶというチャンスが訪れ、私はそのチャンスを生かすことに決めました。

最初は、これまで自分が想定していた茶室のような空間で行うカウンセリング、サイコセラピィにコーチングの概念がうまく融合できるのか、逆に融合というよりごちゃまぜになって、おかしなことにならないのか不安がありました。

しかし、実際にコーチングを学び、実践していく中で、それは杞憂だったとわかりました。コーチングとカウンセリング、サイコセラピィは別物です。コーチングを学ぶことによって自分の人間観や理解のフレームを揺るがされることはなく、これまでの自分にコーチングが加えられるだけと分りました。

心の中の適応がよくなれば、心の外の適応もよくなってくる。これはサイコセラピィ、カウンセリングに共通する理解です。ただ心の中の適応がよくなっても、心の中で開業や起業することはできません。

実際に行動に移し、実行していく必要がある。コーチングは現時点から自分が行きたい時点との差異を埋めるために、クライアントに伴走し、行動を邪魔する心の中の思い込み(マインドブロック)を取り除き、目標達成に必要な本質的行動を加速させてくれるものです。

また、家族の事情もあり、今すぐに物件を持って開業することは難しいけれど、コーチングならばオンラインで実践できるのでは?と感じているので、今から開始することが出来るし、ビジネス感覚を掴むためにもよい経験になると思いました。

発信について、noteに加えてinstagramアカウントを開設しました。

そこで壁になったのが写真。私は写真を撮るのが苦手なので自分の頭で思い描いているイメージと実際に自分が撮った写真があまりにも違うのでがっかりしたり、気持ちが萎えて発信を躊躇うことも多々ありました。

そこで、instagramのアカウントは白バックの文字だけ投稿にすることで、躊躇いなく発信を持続できました。

そして、この12月に以前から「ビジネス用の写真を撮ってもらうならばこの人しかいない」と心に決めていた方に、写真を撮ってもらうことができました。

結果は。。。本当に彼にお願いして良かった。

自分の頭で思い描いていた世界観が、覗かせてもらった彼のカメラの画面にそのまま映っていました。自分の作りたい世界があって、実現するために必要な技術を持ち合わせていないのであれば、それを持つ人にお願いすれば良いのだと学びました。

そして今は、出来上がった写真を使って、何をどのように伝えるかを日々楽しみながら模索し、発信しています。

自分の事業構想に共感してくださる素敵な女性起業家と共同創業者の方と話す機会をいただいて、勇気をもらい、揺らいでいた自分のビジョンを立て直せたこともありました。

そして、コーチングのモニターを身近な人から開始して、少しずつコーチングの実践も始めています。

②の家について

引き続き、月3〜5件の内見にいき、複数の不動産業者と銀行(住宅ローン審査)とやりとりをしました。すべて始めてのことで、緊張と緩和を繰り返しながら、経験値をあげていきました。

そして12月に入り、思いもかけない素晴らしいご縁があり、家族全員の希望条件の最大公約数のような家に出会うことができました!

③のセルフケアについて

16時間ファスティングは体調の変化を感じて途中でやめましたが、他のセルフケアは継続して実施(白米を玄米に変えました)。

ジャーナリングを目的志向的なものに変えていきました。
毎朝「今の大きな目標」として
①事業のゴール、家のゴールを具体的な言葉にし、
②それを達成した自分はどんな自分かをイメージし、
③そのために今日できることを書き留め、実践していきました。

コーチングアカデミーの中でコーチングマインドを学び、並行してポジティブ心理学、セルフコンパッション(自己への思いやり)に関する本を読み進め、対人支援者である自分自身が良い状態(wellbeing)でいることを実践しました。

結果、対人支援者が良い状態であリ続けることは、決して悪い影響はなく、行動を促進する要素となることがわかりました。

3つの目標の達成満足度:

目標の達成満足度は、主観ですが以下の通りです。

① 事業(開業)のことを前に進める

満足度:80%
20%は音声配信が始められなかったこと、instagramのフォロワー等、顔見知りではない人へにもう少しリーチしたかったこと。

② 家(移住)のことを前に進める

満足度:100%
信じられませんが、家にご縁をいただきました。ご縁もありますが、先は見えなくとも、今できる行動(内見、不動産とのやりとり、ローン審査、不動産関係者への聞き取りなど)を地道に行った結果、いざというタイミングでスムーズに事を進められた側面もあると思います。

③ 継続的なセルフケアの実践

満足度:75%
25%は家族との時間と自分の時間のバランスが困難だったこと、睡眠時間が短めだったこと。そのとき、そのときの自分の心身の状態を見極めながら、継続的にケアできたこと、コーチングマインドを実践して、行動目標をコツコツ実践したことで、年初には想像できなかった場所に辿り着くことができたと思います。

まとめ:行動を加速させるコツ

最後に、2023年に私がやりたいことを実現するための行動を加速させるために気を付けていたことを「草木の成長」に準えてまとめます。

① 自分がやりたいことを言葉にする「種にする」

ジャーナリングやプログラムへの参加など、自分と向き合う時間を作り、自分がやりたいことを言語にしていきました。
形のない自分の想いを言葉にするのは、やりたいことを「種にする」作業だったと思います。

② やりたいこと言葉にして人に伝える「種を蒔く」

最初は恥ずかしかったですが、自分がやりたいこと、想いを積極的に誰かに伝えるために言葉にしました。
改めて言葉にすることで自分の考えを整理し、覚悟を新たにしたり、わざと後にひけないようにしました。誰かに話すことで新たな情報を得られたり、応援してもらえたり、人を紹介して頂くこともありました。
まさに少しでも芽が出る可能性のある場所、芽が出て欲しい場所に「種を蒔く」作業でした。

③ 毎日確認して言葉にする「種に水をあげる」

ジャーナリングで毎日自分の成し遂げたいことを言葉にして書き留めたのは、自分との約束を確認するような作業でした。日々の忙しさの中で前進を感じられない日もありましたが、自分の想いを毎日確認し、行きたい未来のを描き、逆算して行動目標に落とし、ドキドキしながらトライアンドエラーする作業は、まさに自分のやりたいことの「種に水をあげる」作業でした。

④ やりたいことの実現「実を結び、収穫する」

①開業に関しては頭の中にあった世界観を視覚化することができた、②住みたい家に出会うことができた。この2つはやりたいことが目に見える形で実現しました。まさにやりたい事が「実を結び、収穫する」ことが出来たといえます。

⑤ 手に入れたものをどう生かすか「収穫物を楽しく料理する」

収穫はゴールではなく、むしろ始まりです。収穫した果実をいかに生かすか、料理を誰にどう届けるのか、楽しみながら考えていきたいと思います。
「収穫物を楽しく料理する」ように。

以上、コーチングで行動が加速した2023年を振り返ってみました。

この記事を読んでコーチングに関心を持たれた方は、instagramをフォローしていただければ幸いです。

2023年に開始したnoteをお読みいただいた方、本当にありがとうございました。いいね、コメントをくださった方もありがとうございました。

とても励みになりました!

2024年も、1年後の開業にむけた心の準備や開業のプロセスを綴っていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

それでは、よいお年を!

2年後に開業する臨床心理士 arisan 

#臨床心理士
#開業準備
#コーチング
#行動を加速する
#今年の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?