「おまえの選択をまかせるな」

この記事を読んでいる皆さんは、「会社の売り上げ」が、何の、どういった数字の「計算式」によって決まっているか、ご存じだろうか?

答えは単純であり、以下の「公式」によって決まっている。

それは、
「売り上げ=商品価格×顧客数×リピート率」
というものだ。

この「公式」に、乗っ取った場合で、「100万円」の「売り上げ」を作りたい、という場合で、「商品価格10万円」で、「顧客数5人」、「リピート回数・2回」だったとした場合では、

売り上げ「100万円」=商品価格「10万円」×顧客数「5人」×リピート回数「2回」

という計算式になる。

では、もし仮に、あなたが「売り上げを2倍にしたい」と考えた場合には、どうすれば良いだろうか?

その答えは、「商品価格」と「顧客数」と「リピート率」――――――――そのすべてを、「「30%ずつ」増やせば良い」―――――つまり、それぞれを、「「1.3倍」に増やせば良い」―――――。

試しに、以下に、「公式」に当てはめて計算してみよう。

売り上げ「2.197」=商品価格「1.3」×顧客数「1.3」×リピート率「1.3」

ご覧の通り、「すべてを「30%ずつ」増やす」と、きちんと売り上げが、「2倍」になる。

「売り上げを2倍にする」と聞くと、とても難しく聞こえるが、シンプルに考えれば、答えは簡単なものだ。

思うに、世の中には、シンプルに考えれば、ごく普通に分かるような、理解できることを、わざわざ、複雑で、しかも、ややこしい説明をする事で、「ビジネス」を生んで、収入を得ている人が、大勢いるようにも思える。

そんな「彼ら」に惑わされてやる必要性は、はっきり言って、どこにもない。

シンプルに考えれば、「一体、どれが自分にとって良い選択なのか」といった悩みや疑問の答えは、普通に、それと分かるはずだ。

自分で判断(ジャッジメント)を下せるような悩みや問題を、「どこの馬の骨だか知れない、どっかの誰かさん」に、無分別にも投げつけてはいけない。

(というもの、最初は、「どっかの誰かさんに、悩みや問題を投げつけていました。」というつもりが、いつの間にか、「どっかの誰かさんに、食いものにされちゃっていました。」だなんてことにも、なりかねないからだ。事実、人生には何が起こるか分からないものだ。)

TOKIOの「宙船(そらふね)」という歌の中に、「おまえのオールをまかせるな」という歌詞が含まれているが、それをもじって書くのなら、「おまえの選択をまかせるな」になるだろうか。

今回はここまで。

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