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【新コーナー??】日刊「共同親権」 始めてみた

のっけからなんですが、まあ、タイトルは思いつきです。

「離婚後共同親権」導入の民法改正案が3月14日から国会で審議入り。
日々、いろんなことが起こるので、ラジオのパーソナリティが気になる話題を取り上げるコーナー…的な記事もいいかな、なんて。

とはいえ、「日刊」は言い過ぎだな。「ほぼ日」?
まあ、燃えるゴミの日に合わせて、火・木・土くらいかな。

さて、では、最近の気になるトピック、どんどん取り上げます。



中身からっぽ 小泉法務大臣の記者会見(3月8日)

法務大臣の閣議決定後の記者会見。法案について、小泉法務大臣は、「離婚後のこどもの養育の在り方について、様々な深刻な影響、あるいは多様化の中での社会的なニーズ、こういったものを踏まえて、それにふさわしい規律を作ろう、新しい仕組みを作ろうということで、こどもの利益を中心に組み立てられました法案です」と説明。

うわぁー、ずいぶん、ふわっとした説明だなぁ。

記者からは「国会の審議で特に丁寧に説明しなければいけないと考えていらっしゃるポイントがあれば」との質問。

小泉大臣からは、「まずはしっかり国民の皆さんに理解してもらう。そういったことに特に気を付けていきたいなというふうに思います」などの回答。
こんなゆるふわで、やる気あるのか? どうせ国会で突っ込まれるから余計なことを言わない作戦か。


「全日本民医連」が声明 「拙速な離婚後の共同親権導入ではなく、子どもの権利を中心とした親権の確立を求める」(3月11日)

医療機関の連合会が声明。
「不仲で同席できない両親に「説明し、同意をえる」ことは、臨床現場に二重の負担をかけることになり、適時適切な医療の実現の妨げになるし、両親の意見が食い違った場合の扱いも困難な立場に医療機関が置かれる」
「訴訟リスクが格段に上がり、訴訟を避けるために医療行為を控えざるを得なくなり、子どもが適切なタイミングで治療を受ける機会を逃すことが増加することを憂慮する」

…うんうん。そうなるよね。
「共同親権」とは一方に拒否権を与えること。
ほんとに、子どものためになるの??


法制審でも、DV・虐待について「丁寧なアセスメントとは程遠いのが実情」との意見が相次いでいた(3月11日)

法制審議会でも、DV・虐待について家裁が適切に審理をできるのかという意見があがっていたとの報道。
いやいや、そんな状態で、なんで要綱案取りまとめを強行したの? 無責任。

共同親権、DV防止が焦点 家裁の体制懸念、拡充求める声
(2024年3月11日 時事通信)
法制審議会(法相の諮問機関)の家族法制部会でも「調停委員や調査官は複数の案件を抱えており、丁寧なアセスメント(評価)とは程遠いのが実情だ」といった意見が相次いだ。同部会は1月、民法改正要綱案の取りまとめに合わせ、家裁に「適切な審理」を求める付帯決議を採択した。


「STOP共同親権」署名6万筆を超える!(3月11日)

ついに6万筆を超えた。いま見たら、60,279筆まで増えていた。


ラジオ番組に岡村晴美弁護士が出演(3月11日)

「共同親権」が導入されれば何が変わるのか。リスクはないのか。問題点を探る。
ゲストは、岡村晴美弁護士。要チェックですね。

【CLPラジオ番組】3/11 ニュース二度見三度見〜社会のことちゃんと考えたいラジオ Vol.18 #社ちゃんラ


「単独親権のせいで子どもに会えない」を垂れ流すマスコミ(3月11日)

親権と面会交流は別問題であると、国会でも答弁されています。メディアは、民法を正しく報じてください!

“共同親権”札幌で弁護士らが「反対」表明 一方で子供に会えない辛さを訴える人も どうなる民法改正
(2024年3月11日 HTB北海道ニュース)


「維新」音喜多政調会長 「原則共同親権」「共同養育計画」 (3月12日)

そして、第2自民党の維新が、予想通り、自民党を超えるろくでもない主張をしてきそう。「自民党の案のほうがマシ」と騙されててはいけません。

<発言要旨>

  • 共同親権を導入する民法改正案が提出された。

  • 単独親権しか存在しなかった点を踏まえれば一歩前進。

  • しかし、原則共同親権を義務付けるものでなく、選択制となっている。

  • 共同養育計画はもっと強く作成を促すべきという指摘もある。

  • 維新として、政府に提言を続けていく。


「共同親権」優先処理で、マンション老朽化対応の法案を見送り(3月12日)

今日はこんなニュースまで。
「離婚後の共同親権を導入する民法改正案など優先処理する法案を抱えているため」という理由で、2つの法案の国会提出を見送り。

区分所有法改正案、今国会提出見送り 刑事手続きIT化も―政府
(2024年3月12日 時事通信)


さて、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回に続く
……かどうかは不明です!




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