南の川から(気まぐれダイアリー)4月3日

おはようございます。
四万十は、雷雨。
ぴかぴか、ごろごろ、ざぁざぁ、ラウドな朝です。

「水さされ 思案にくれる 花に雨」。

この雨で、四万十川は、水位がじこじこ上ってます。
ダム放流量は(家地川ダム&津賀ダム)、38、4㌧↑ 
今日の最低気温は、13、5度。

 最高気温15、9度。午後は、雨が降ったり、止んだり。

薄暗い空の下、雨の庭に咲く、赤、桜、紫色の花。(新芽の)木々の萌黄色が、目にあざやかです。
花散らしの春の雨が、美しい初夏を、じこじこつくっています。
そんな、雨のベランダで、コーヒーを飲み、本を読みました。
のんびりと。ふぁぁ・・・。

 『二コルも高見も、ずっと日本の平均的な汚い川ばかり見ているので、四万十川はとても美しく映ったに違いない。
日本の他の川に比べれば、川の水も、川の両側になだれこむ山の風景も、この川は群を抜いてきれいだ。

僕は二十年前、十年前の四万十川の美しさはこんなものじゃなかったと思う気持ちを抑え、初めて四万十川を見るこの二人の眼を通して川を楽しむことにした。

 これだけ広い川で悪臭もゴミも目立たず、そして二級三級の瀬が続く川というのは、日本に何本あるだろう。それだけでよしとしよう。 
難しいことをいわずに、今この目の前にある陽光や、清々しい山の空気や、水の音を楽しむこと。

少なくとも川の上にいる間は川を楽しもう。文句は陸に上がってからいおう。ぼくは頭の中に浮かぶ暗い想念を振り払いながら、川を下った』
「なつかしい川、ふるさとの流れ」 野田知佑著

 16:00 四万十川の水位は、平水+1、3メーター↑(川登)。
ダムの放流量は125㌧↑

オリーブグリーンの水は、いつもより速い流れ。
カヌーのロングツーリングにはよい水量に。

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