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野良猫の寝床、睡眠の質

8月、9月の日差しから建物を守るために、私は雑草をわざと生やしている。
5月現在、のびのびと育っていた草は全て、猫によってなぎ倒されてしまった。たぶん、寝床にするためだと考えられる。猫がいたと思しき丸い跡が、押し倒された草の中にいくつも見られるからだ。

それにしても、
なぜわざわざ草を倒して寝床を作るのか。
寝床の乾燥ぐあいでいうなら室外機の上の方が乾燥しているだろう。
気温でいうなら暑くもなく寒くもないこの季節ですから、どこでもいいはず

もしかして
振動を嫌い、暗闇を求めて草の中に寝床をつくるのかもしれない。
硬い物の上ではどうしても車が通ると揺れてしまう。
良い睡眠には暗闇が必要だが、野良猫にとって、街中に街灯の無い場所はほぼない。
その点、草の中は、足元が柔らかいため車などの振動は伝わらず、かつ、街灯の灯りからも解放される。

家の近くで野良猫を眺めたい場合、寝床を用意するという方法もありだなと思う。

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