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2023.8.15 理科 「重さ」とは?

 8.12の「いどの会」で、大学の先生から、大学生が「重さ」という言葉をどのようにとらえてるかの調査結果が紹介されました。
現在の学生たちは、小学校の時は「重さは質量」と学習し、中学校の時は「重さは重力」と学習しています。このことで混乱する生徒もいるので、私は授業では「重さ」と言う言葉は使わず、「質量」「重力」で通しています。

さて、今時の大学1年生は「重さ」を「質量」ととらえているでしょうか、それとも「重力」ととらえているでしょうか。
 調査結果です。
56名の学生の中で、「質量」ととらえているのが33名、「重力」ととらえているのが23名でした。
実に約60%の学生は「重さは質量」ととらえています。
難しい入試に合格した、理系の優秀な学生たちです。
これは、世間一般の「重さ」のとらえ方が影響していると思われます。
中学校でも「重さは質量」と教えた方がすっきりすると思いますが、どうでしょうか。


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