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色々ありすぎたマンチェスター旅行記 その①

こんにちは。
GW期間中に約3年振りにマンチェスターに行って参りましたので、旅行記として記録に残したいと思います。
紆余曲折、色々あまりにもありすぎてある意味一生忘れないであろう非常に濃い旅となりました。


①移動(往路)

せっかくマンチェスターまで行くならば、乗り継ぎをヨーロッパの都市にして観光も楽しもう!と思い、今考えればとんでもないルートでマンチェスターに向かいました。これが災いの始まり。

【往路】
✈️成田→台北→ローマ→🚃ロンドン→マンチェスター
驚異の3回乗り継ぎです。ローマを観光する予定で行程を組んだものの、よくよく考えなくても市内観光する時間が無い…到着から出発まで5時間弱。出国手続き&搭乗手続き&入国手続き含めると観光なんてする余裕は1ミリもありませんでした。フィウミチーノ空港からテルミニ駅までも電車で約1時間、定刻通りに来るかも分からない。潔い程のアウトです。多分、マンチェスターに行くと決めた際、久々すぎて色々と感覚が欠如していたのでしょう。冷静という言葉が私の辞書にはありませんでした。
ここから1つずつ移動について詳細を列挙していこうと思います。

・成田→台北
チャイナエアラインでエコノミー最前席を予約。長期戦になるので如何に移動の苦痛を軽減するかが大事でした。前方にはもちろん座席がなく脚も伸ばし放題だったので、約3時間弱、非常に快適なフライトでした。

モニターは座席横からヒュっと出します

機内コンテンツも充実しておりましたが、前日に敢えて寝なかったので機内食でお腹が満たされた後は映画も観ず、大爆睡スマッシュブラザーズが降臨しました。

とんかつでした


定刻より早めに台北に到着。幸先の良い滑り出しかと心が弾みましたが、ここからがフライトの本番です…

・台北→ローマ
桃園國際空港は制限エリア内でもターミナル間の移動が可能な為、プライオリティパスが利用できるターミナル1の「ORIENTAL CLUB LOUNGE」にターミナル2から足を運びました。

ただ、出発前も蕎麦+カツ丼、飛行機でもとんかつ(まさかのとんかつ2連チャン)を食べていたので、流石の巨漢でも満腹という2文字に食欲が阻まれてしまいました。とりあえずオレンジジュースを胃に流しました。
そんなこんな、なんやかんやで時間が経ち、いよいよローマへ出発。座席はエコノミー前方を指定しました。こちらのフライトも機内食が2回出ましたが、写真を撮るのを忘れていたので記録がありませんでした。何食べたかも全然覚えておりません。
寝たり起きたりを繰り返し、あまり熟睡できずにローマのフィウミチーノ空港に到着。少し遅延しておりましたが、次便の出発までは余裕があるので朝飯前です(?)

フィウミチーノ空港からロンドンガトウィック空港までは別の航空会社(全ての災いの元凶)を利用して飛行するため、入国審査をしてから荷物を受け取り、搭乗手続き開始まで空港内を散策しました。
とりあえず、せっかくローマに来たならばジェラートでも食っておこうと思い、適当に近くのお店で注文。
めちゃくちゃ濃厚で美味しかった〜
店員さんのマダム呼びに慣れず、こんな奴にマダム呼びなんて///と緊張。

食べる難易度高め


なんやかんやでフライト3時間前に搭乗手続き開始。
早めに荷物を預けたのでこちらでもラウンジに向かいます。ターミナル1にある「Primeclass Lounge」という名前のラウンジでした。食べ物はあまり期待しない方がいいかもしれません。

比較的新しめなラウンジ

お土産を見たりフラフラし、あっという間に出発の時間に。ここからが悲劇の始まりです。

無事、機内に乗客が乗り込み、シートベルトも着用し、時間通りに飛行機が離陸するか…!と思いきや、只管滑走路を走る走る。全然離陸しねぇ!!!
ロンドン→マンチェスターの電車も予約しているので、遅延になったら一溜りもない。まあ平気だろ…30分くらいの遅延なら…と自分に言い聞かせておりましたが、全く離陸する気配がなく、結局途中で停車。
この時点で冷や汗が5Lくらい出ておりました。
停車後、CAさんが何やらパイロットと話している……パイロットが登場……一度出発の為に閉じたドアを開け、何やら外で機体のチェック…?整備士らしき人も出てきて確実にトラブルが発生したと察知。
この瞬間、「あ、終わった」と全てを悟りました。
特に英語のアナウンスもなく、何が起きたか分からない状況。30分以上経ってようやく機体を確認中的なアナウンスが英語で流れました。
欠航になるのか、はたまた修理後に遅延で飛ぶのか…状況もよく分からないまま2時間以上、機内で過ごす事になりました。この時、ローマ近郊の都市に飛び、マンチェスターに直接行けるかひたすら航空券を探しておりました。結果、ナポリからマンチェスターしか直行便はなく、ローマからナポリにそもそも直行便で行けず。ローマからは、やはりロンドン経由でマンチェスターに行くしか手段はありませんでした。
あそこまで必死の形相で航空券を探したのは生まれて初です。ローマで1泊過ごす事を覚悟した時、別の機体に移動するとアナウンスが。2時間以上の遅延ですが、何とかロンドンには辿り着ける事となりました。
が、電車は確実に間に合わず。試合の後半がギリギリ見れるよう時間を変更。
また、飛行機は何時に出発するかのアナウンスは一切なし。日本だったら確実にクレーマーが怒鳴り込むレベルです。「物売るっていうレベルじゃねえぞ」どころじゃねえです。

公式サイトをチェックしたらしれっと時刻が変更されてて笑いました。
もうここまで来たら人間って渇いた笑いが出てくるんだ、と気づきました。

このしれっと具合が中々潔い


イタリアンまたはブリティッシュが大半だったと思うので、皆様の心の広さ(?)に関心しておりました。
私も寛大な人間になれるように頑張ろうと思います。
飛行機は約2時間遅れで出発。到着は17時前で入国審査も自動で秒で終わり、預け荷物もあっという間に出てきました。遅延していなかったら確実に余裕を持って電車に乗れたスケジュールです。試合当日に到着する行程はリスクが非常に高いので、今後はやめようと心に誓いました。
ガトウィック空港に到着後、マンチェスターまでの高速鉄道が通るユーストン駅まで移動。
ここからも悲劇の始まり…
時間変更した1本前の電車は定刻通りに発車したので、今度こそは…と意気込んでいたらまさかの40分以上の遅延。何から何まで遅延の神に愛された往路となりました。後半も結局観ることはできず、マンチェスターピカデリー駅に到着する頃にはアディショナルタイム。試合終わりのエティハドでのファン達の姿を見るととても悲しい気持ちになると思ったので、さっさとホテルに引き篭もりました。

たらたらとネガティブな内容を書いてしまいましたが、この記事を見ていただいた皆様には同じ悲劇を繰り返して欲しくないので、何か予定がある日の当日着且つLCCは博打だと心に刻んでいただけると幸いです。

また、マンチェスター市内の移動についても触れますと、今回はトラムを殆ど使わず、配車アプリのBoltやUberをひたすら利用し、「いかに体力を使わずに移動するか」を大事にしました。街中にBoltやUberの車がうじゃうじゃいるので、道路が混んでいなければ、1分ほどで現在地に迎えに来てくれました。アプリでクレジットカードが登録できるので、支払いは全てクレジット。マンチェスターではトラムの運賃もクレジット払いが可能なので、公共タクシーを使わない限りはキャッシュレスで過ごす事ができます。
万が一、現金が必要な場合は現地のATMでおろせば問題ないので、最悪クレカとパスポートとスマホさえあれば、何とかなると思いました。キャッシュレス社会万歳〜〜


②ホテル

初めの2泊ピカデリー駅すぐそこのアパートメントに宿泊。洗濯乾燥機付なので衣類の荷物が少なく済んで助かるぜ〜〜


マンチェスター自体、治安があまり宜しくないので、ピカデリー駅の目の前にあるのは有難かったです。
駅周辺はビビり散らかす程治安が悪い訳でもないですが、少し道を外れると雰囲気がヤバい場所もあるので…
残りの2泊はほっちさんが予約されていたお部屋に宿泊。エレベーターが使用出来ないトラブルもありましたが、改めて居心地が抜群でした。ソファもふかふか、しっかりと爆睡しました。本当にお世話になりました…!

③食事

色々活動をしており()殆ど観光をしておらず、お店も限られた場所となりましたが、美味しい食事を愉しむ事ができました。

【その1】JG御用達の中華料理
グリーリッシュが試合後にデリバリーして爆食いする、マンチェスターに住むサッカー選手御用達の中華料理をホテルまでデリバリーしてみました。

頼んだのは、シンガポール春雨?とポテトの2品。かなりの量だったので、1人で食べるには困難を極めました。正直、日本で食べる中華料理の方が格段に美味しいので、日本に来たら色々と料理が美味くてシティの選手達は驚くのではないでしょうか。知らんけど。
デリバリー時はUbereatsの様な「Deliveroo」というサービスを利用。街中にたくさん配達員がいるので、料理完成後はあっという間にホテルに到着しました。


【その2】地元民に人気のカフェ
イングリッシュブレックファーストをいただきました。シンプルだけどめちゃくちゃ美味しかったです。マンチェスターの中心地から少し離れた所にありますが、人気店のようで地元民で朝から賑わっておりました。やっぱり本場の紅茶は凄まじく美味い。
マンチェスターに次回行く際もまた訪れたいと思いました。

店員さんおすすめのチキン
フォカッチャ×モッツァレラ×生ハム
パスタ

【その3】シティの選手達御用達の人気イタリアン
シティの選手達が訪れる人気イタリアン、マンチェスターに訪れたらぜひ行きたい!と思っていたので、ほっちさんに電話で予約いただき、リーズ戦が終わった後に行ってまいりました。ほっちさん、ありがとうございました🥹英語でバリバリ予約できるの凄い…
こちらも人気店で、予約必至。店員さんもフレンドリーで雰囲気も明るく料理も絶品で最高でした。
お店のインスタにはシティの選手面々とオーナーさんが一緒に撮った写真が沢山上がっております。
シルバ、ロドリ、ルベンディアス、アルバレス、JG、ラポルトなどなど…

だがしかし、量が多く全て食べきれなかった…
残りは持ち帰りもできました。

長くなってしまったので、まとめ方が分からなくなってしまいました。とりあえず、次は試合と練習場について記事を書こうと思います。
よろしくお願いします。

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