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圧倒的な妨害力を持つ最新環境デッキ【スプライト】徹底解説!!

アロマです。

今回は、最新弾である『POWER OF THE ELEMENTS』にて登場した【スプライト】デッキについて解説出来ればと思います。

【スプライト】はレベル・ランク・リンクが2で統一された雷族モンスターのテーマで、妨害力がとても高いデッキです。初動の安定性、展開力、妨害貫通力も高く、様々な事に長けているデッキですので、発売前から環境デッキとして非常に注目されています。

『【スプライト】に興味がある!』
『【スプライト】を組んでみたけど、なかなか勝てない。』
『【スプライト】相手への戦い方が知りたい!』

これらのような事を思った方は是非、読んで頂きたいです!!


1.構築

2022年4月23日(土曜日)に行われた朝霞杯2人チーム戦にて3位入賞した構築です!

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同じ大会で、優勝と準優勝は一緒に【スプライト】を考えたあおいうい(@aoiuiui)・ヨシシン(@yosi_yosi_da)・kazuma(@kazuma_ygo1018)・ヤマト(@suito_rukungrrx)で、チームメイトのふぇーり(@FeriFeriFeeri)と合わせて上位6人全員で入賞した程、デッキパワーがとても高いです。


また、4月24日(日曜日)に行われた太陽CS個人戦では、全勝で優勝する事が出来ました。

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2.このデッキの強み

このデッキの強みは、4つあります。

◇圧倒的な妨害力によって、先攻で制圧しそのままゲームに勝利出来る点。

◇多くの1枚初動による安定性と、複数枚初動による妨害に強い展開のどちらも合わせ持っている点。

◇デッキの自由枠が多く、メインデッキから多くの手札誘発を採用出来る点。

◇自身が採用している手札誘発のモンスターを初動として運用出来る為、他展開系デッキよりも手札誘発との相性が良い点。

順に説明します。


◇圧倒的な妨害力によって、先攻で制圧しそのままゲームに勝利出来る点。

このデッキは1枚初動から最大2~3妨害を構える事が出来ます。その妨害も質も高く、相手に行動をさせない事が可能です。また、基本的にこのデッキは展開に関わるカードor汎用カードの2種類で構築されています。展開に関わるカードを引けば引く程妨害数は増えていきますし、汎用カードの方も単体で妨害となるカードばかり採用していますので、実際先攻で構えられる妨害数は5~6妨害となる事が多いです。


◇多くの1枚初動による安定性と、複数枚初動による妨害に強い展開のどちらも合わせ持っている点。

今回採用している1枚初動は3種類の計9枚です。1枚でランク2になれるカードであれば、全て1枚初動として運用する事が出来ますので、今以上に増やす事も可能です。ここに、《金満で謙虚な壺》と《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》を最大枚数採用している為、安定性はとても高いです。

さらに、追加でギミックのカードを引いている場合、相手の妨害や手札誘発を貫通しながら展開していく事が可能です。相手は手札誘発を発動する場所を限定されながらしか妨害する事が出来ず、様々な手札誘発ケアパターンでの展開が可能です。


◇デッキの自由枠が多く、メインデッキから多くの手札誘発を採用出来る点。

デッキに引きたくないような不純物がほぼ入っておらず、デッキのギミック自体もコンパクトに収まっているテーマな為、自由枠が本当に多いです。今回の構築では、メインデッキから手札誘発を14枚の採用と、《金満で謙虚な壺》《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》をそれぞれ最大枚数採用する事が出来ています。

自由枠というものは環境の変化に合わせて調整出来る部分ですので、この部分が多いという事は今後長い間環境デッキとして活躍出来る見込みがありますね。


◇自身が採用している手札誘発のモンスターを初動として運用出来る為、他展開系デッキよりも手札誘発との相性が良い点。

レベル2のモンスターであれば、全て初動として運用する事が出来ますので、《増殖するG》を手札誘発というだけでなく、初動として使えます。この《増殖するG》は先攻でデッキから回収するパターンや、相手の《墓穴の指名者》を避けるプレイなども存在し、非常に相性の良いカードとなっています。

また、こちらはおまけ程度ですが、《水晶機巧-ハリファイバー》も単体で初動になりますので、《エフェクト・ヴェーラー》や《灰流うらら》も状況次第では初動になり得ます。今回これだけ多くの手札誘発を採用しても、全く安定性に問題が無いのは、こういった要因も大きいです。それなりの頻度でこの展開パターンも使用する事がありますので、是非覚えておいて欲しいです。


以上がこのデッキの強みです。


3.各カードの採用理由

各カードの採用理由を解説していきます。

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メインデッキ40枚


《スプライト・ブルー》3枚

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このカードの特殊召喚が成功するだけで、3妨害を構える事が出来ます。

①の【スプライト】共通効果はチェーンブロックを作らない為、相手の《増殖するG》を重く踏む事は無いのがメリットです。

どのレベル2モンスターとでも初動となり、追加の攻め手としても強力な為3枚の採用にしています。


《スプライト・ジェット》3枚

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《スプライト・ブルー》と同じく、初動となり追加の攻め手となるカードです。

②の効果で《スプライト・スターター》をサーチする事によって展開札をサーチする事ができ、《スプライト・スマッシャーズ》をサーチする事によって妨害をサーチする事が出来ます。

《スプライト・ブルー》と同じ理由で最大枚数の採用です。


《スプライト・レッド》1枚

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レベル・ランク・リンク2をリリースする事によって、モンスター効果を無効にする妨害モンスターです。

展開時には相手の手札誘発もケアする事ができ、相手ターンでの妨害として使用しつつ、ついでに手札誘発のケアが行える展開があります。

守備力が高く、【スプライト】ミラーでは戦闘破壊される前に効果を使用出来る事がほとんどです。

レベル2と合わせて初動になる事は出来ますが、その2枚だけの展開だと相手の手札誘発をもろに受けてしまう可能性が高い為、1枚のみ採用していれば十分だと判断しました。


《スプライト・キャロット》1枚

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レベル・ランク・リンク2をリリースする事によって、魔法・罠効果を無効にする妨害モンスターです。

効果無効な為、相手の《烙印融合》や《金満で謙虚な壺》等の被りを気にせず妨害出来る点が優秀です。

展開後の盤面で、相手の《墓穴の指名者》を無効化する為に《スプライト・レッド》よりも優先して構える事が多いです。

《スプライト・レッド》と同じ理由で1枚のみ採用です。


《魔知ガエル》1枚

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