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世界一価格が高い薬

みなさんは世界一価格が高い薬は知っていますか?
今回のコラムは超高額な薬を紹介していきます!!

驚愕!!○億円する世界一高い薬
現在、世界一高い薬となっているのが、血友病治療の薬「Hemgenix」(ヘムゲニックス)です。その価格は1回の治療で350万ドルです。 ??350万ドル!!って日本円でいくら??なんと約5億2800万円です。
(執筆時レートで計算2023年11月9日 1ドル:150.8830円)
しかしまだ日本では承認されていませんが開発中とのことです。

日本で一番高い薬は??
それでは現在、日本で一番高い薬は何でしょうか?それは「Zolgensma」(ゾルゲンスマ)です。価格は1億6707万7222円です。保険適用になる薬ですがそれでも1回で信じられない金額になりますね。 ゾルゲンスマは指定難病の一つである「脊髄性筋委縮症」の治療薬です。
脊髄性筋委縮症は、運動神経を維持するタンパク質をつくる「SMN遺伝子」の異常によって、筋力低下や筋萎縮が起こる難病です。10万人に2~3人発症し、発症する時期が早いほど重症になりやすいのが特徴です。
生後6カ月までに発症する最も重症のタイプでは、人工呼吸器を用いなければ95%の患者が生後18カ月以内に命を落とすといわれています。
ゾルゲンスマは、問題となる「SMN遺伝子」を補充する薬で、脊髄性筋委縮症患者の生命予後や運動機能が改善されると期待されています。
治療対象となるのは、2歳未満で体重2.6kg以上の患者です。 1回の投与で済むのが特徴で、対象患者は年間20人程度いると報告されています。

なんでこんなに高いの?
そもそも薬の開発には多くの研究、臨床試験、承認プロセスが必要であり、それらのコストが薬の価格に反映されています。さらに、製造や流通、販売の過程での複雑な要素も価格に影響します。
研究開発に関連するリスクや投資が高いため、その価格が高くなる傾向があります。

ほかにもある高額な薬
「Kymriah」(キムリア)
1回の投与で3349万3407円 
対象者はB細胞性急性リンパ芽球性白血病(投与時に25歳以下)と びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で、従来の抗がん剤では治療効果が得られなかった患者です。

「OPDIVO」(オプジーポ)
こちらは皮膚がんなどに使われる抗がん剤で年間で3500万かかる薬でしたががん患者が多いので、この薬価で多くの患者が使うと日本の医療財政が破綻すると騒ぎになり、2017年2月の薬価改定時に当初の半額に引き下げられました。その後も値段は下がっていき現在では当初の4分の1程度の年間1,090万円ほどとなっています。

高い薬を紹介しましたが高額な医療費の負担を軽減させるために、「高額療養費制度」という仕組みが設けられています。高額療養費制度は日本で公的な健康保険に加入している人なら誰でもが利用できる制度なので実質の負担はかなり減ります。
例)キムリア 年収500万円の会社員で、40万円程度(薬代のみ)の負担

それでは最後に日本の薬売上ランキングを見て行きましょう。

AnswersNewsより引用

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