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大腸がん日記 126日目

祝日のこの日は仕事はお休み。体はかなり楽になってきたけど、それでも今までとは違う疲れがたまっていたから、週末前に休めるってありがたいな。

朝はちょっと遅く起きて、届いたばかりのスロージューサーで人参ジュースを作った。ポッカレモンと100%りんごジュースで割って、一口ずつ味わいながらゆっくり飲む。
飲みながらジューサーを洗って片付ける。一口飲んでひとつパーツを洗ってまた一口飲んで、と繰り返していると一気飲みを防げるのだ。
何ともズボラな感じだけど、断食ジュースを飲むにはこれくらいゆっくりで丁度よいのだ。

このジュースを飲むと、いつも腸がゴロゴロと音を立てる。お腹を下しそうなゴロゴロではなくて、腸がしっかり活動している心地よい感じ。これが蠕動運動というものなのかな。

ただね、ツラいこともあった。
人参を常温で保存しておいたのだけど、この季節だとそれでも冷たくて。抗がん剤の副作用で冷感刺激による手のしびれがある。
人参を洗って、切って、ジューサーに入れる。この作業だけでもしっかり手がしびれてしまった。

しびれ対策に手袋+ゴム手袋をして家事をするんだけど、細かい作業は無理なんだよね。結局、素手で調理して、しびれを感じたらすぐに乾いたタオルで拭いてカイロで温める、を繰り返すことに。
地味に時間がかかる。もっとよき方法はないものか、挑戦は続く。

午前中はしょうが紅茶を入れてちびちび飲みながら、近所をお散歩したりしてエア断食道場を楽しんだ。
石原先生のお説によると、これ以外にも免疫力アップには体温を上げることが重要らしい。カイロ、腹巻、レッグウォーマーに靴下重ね履きなどなど……

私の思いとしてはあくまでも標準治療ありきで、それを否定しない範囲のいわゆる民間療法的なものは、自分の生活の範囲に合うものならどんどん取り入れていきたい、というところ。
民間療法しか信じないとか、あまりに手間・時間・お金がかかるとか、そういったものはNG。
私は性格的にちょっと極端になってしまうときがあるから、二極のどちらかに振り切りすぎないようにバランスを意識していこうと思っている。

そして、大事にするのは食事と運動。
できる範囲でいい。心地よく過ごせる無理のない範囲で、そのときどきで一番健康的な状態を保てるように、自分を作っていく。これが腸閉塞と大腸がんの手術・抗がん剤を経験した私のこれからの生き方だ。

特に運動は、優位に大腸がんのリスクを下げるらしいよ。(と過去の私に教えてあげたい💦)


さ、しっかり歩こう。

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