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1、バラバラだけども、それも良し!?


チームならば、"あうんの呼吸"で仕事を進めたいものですが、言ったつもりが相手に伝わっていないこともしばしばです。

対話型アート鑑賞の様子

ある日、ニューヨーク近代美術館で始まったとされる対話型アート鑑賞を仲間とやってみたのですが、見事にバラバラな感想が出てびっくり!したことがあります。

同じものを、昆虫、月、島!?
同じものを、太陽、月、卵!?
同じものを、雲、木、そしてゴジラ!?

同じアートを観て実際に出てきた言葉ですが、バラバラなのはともかく、それぞれ共感できたのも印象的でした。また、バラバラの方が面白いとも感じてしまう不思議な感覚もありました。

ぜひ、どんなアートでも良いので、同僚と「どこか気になったところを教えて」「タイトルをつけてみて」という問いで、2〜3分間鑑賞したのちに意見をシェアしてみてください。私と同じ経験、できると思いますよ。

2、普段の業務の意識

さて通常の業務おいて、解釈がバラバラであることは業務の効率化という点において、あまりよろしいことではないですよね。

ただ、そもそも同じものをみても、同じことを聞いても、バラバラであることを前提に考えると良い面も見えてくると思います。

解釈が分かれないように・・・・

・丁寧に伝える。
・聞いた内容に対する理解があっているどうか確認にする。
・そもそも言った言わないにならないように、共有できるメモを残す。

しっかり同僚と話すことが大切であること、これは結局のところ業務の効率化につながるともいえないでしょうか。そして、何より、そもそも人とは違うことを前提に考えれば、「なぜ、自分のことをわかってくれないの!」というストレスを抱えないので、アンガーマネジメントの点においても大きいのではないでしょうか。

3、ダイバーシティ&インクルージョンに向けて

このそもそもバラバラ、という意識は、ダイバーシティ&インクルージョン経営においても大切だともいえます。

ダイバーシティ&インクルージョンというと、とかく、ジェンダー、障がい者、LGBTなどカテゴライズされた方々への配慮という視点になりがちですが、そもそも皆んなバラバラなのだから、カテゴリー自体がナンセンスだと思えるようになるかもしれません。実は、私自身も、”シニア”とカテゴライズされることに抵抗感があったりしますが、女性も同じような感覚お持ちではないでしょうか。

バラバラだからこそ、しっかり、話せる。
バラバラだからこそ、逆に、コミュニケーションが密になるのではないでしょうか?

記事:フクフクプラス アートファシリテーター 磯村歩

チームビルディング向け「アートでおしゃべり」特設ページ

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