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言葉のナイフを、もたないで。

SNSをつかって発信をしていると、コメント欄にネガティブなコメントが来ることがあります。

それは容姿をイジるものや、人格を否定するような内容で、
「相手を傷つけてやろう」そんな意図がくみ取れるような言葉です。

私はTikTokをはじめるとき、「TikTokはコメント欄が荒れやすい」という話を聞いていました。

人一倍感受性が強く、傷つきやすい自分は酷いことを言われてしまったらどうしよう。また心がざわざわして、辛くなるんじゃないか。という不安を抱えながらのスタートでした。

そんな心配とは裏腹に、多くの人から
「今日もおもしろい話を聴かせてくれてありがとう」
といった素敵な言葉をいただき、私はとても嬉しかったのです。

しかしながら、コメントが100あるうち99個のコメントがポジティブなものでも、1個が相手を攻撃するものであれば
人間は傷つくのです。

それだけ、自分を他者から否定されることに、人は弱いのです。

noteを使っていてとても素晴らしいと感じた機能があります。
コメントをしようとすると下のような画像が出るのです。

この機能は本当に素晴らしいです。
InstagramやYouTube,TikTokのコメントはこれでいいのか?考える暇もなく手軽にコメントができてしまいます。

しかし、一度自分の中で浮かんだ気持ちを言葉にする前に、相手に伝える前に、飲み込む必要があると思うのです。

それは現実世界でも同じです。

この言葉を発して、この言い方で相手はどんな気持ちになるだろうか?
一日ブルーになったり
心に傷をつけるような言葉ではないかな?
そんな問いを自分に立ててほしいと思うのです。

私の少し過去の話をすると、会社に属する中で
上からの立場を利用した電話越しの罵声の言葉や
メールを使ったチクチクした言葉
飲み会で場を盛り上げるためのセクハラまがいの言葉に傷ついてきました。

本人たちはきっと、何も思っていないでしょう。
けれど、私の心の底には消化することができず、彼らの顔や、その時の心に冷たい水が落ちたような辛い気持ちを忘れることができません。

私自身も友人や仕事先、SNSを通して言葉を扱うときに一度立ち止まって考えるという習慣を身に着けていきたいです。
これを読んでくれているみなさまにそんな提案ができたら嬉しいです。

言葉を大切に扱う。
そしたら、世界はきっと少し優しくなれる。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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