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29歳OLの瀬戸内ワーケーション体験【瀬戸内ダイアログビレッジ@倉橋島】

まとまった休みが取れたので興味のあったおてつたびに申し込んでみることにした。

小さいころから瀬戸内海の雰囲気が好きで、いつか住みたいと考えており、サイト内でキーワードを入れて索したところ、『瀬戸内ライフ』というゲストハウスの募集がでてきた。

旅が好きでゲストハウスに興味があったこと、ゲストハウスを通じて地域を発信するという仕事内容が面白そうだったのですぐに申し込んだ。

訪れて数日で理解したのは、ゲストハウス創設者のあっちゃんは

①ゲストハウスの運営
②地域を発信するゲストハウスを全国に増やすためのワークショップ
(地域と生きるゲストハウス開業合宿)
③稼ぐことに捉われず純粋にやりたいと思うことを実現するためのくるまざ大学(ダイアログユニバーシティDU)を手掛けているということ。

そのそれぞれが関連しあって『瀬戸内ライフ』であり、事業の根っこは次の世代・やりたいことがある人を育てたい、地域を課題や問題を解決し豊な地域と共に育みたい。という純粋な思いであることを知った。

また、全国の地域の魅力を世界に発信するゲストハウスが増え、スポットライトの当たっていなかった地域に子供たちが増えたり、地元商店への経済的効果や空き家の活用、さらに、輩出した起業家が、次の起業してみたいと思う人の背中を押したこともあることを知り、社会貢献性の高い事業であると思った。

今回私は”自分がゲストハウス経営者になったら事業をどう世間に発信していくかを考え実行する”という仕事に挑戦したか、正直、何をどうやって発信するか悩んだ。

あっちゃんが食事の手を止めてまで真摯に事業の説明や相談にのってくれたこと、「無理ない範囲で島の時間を過ごしながら、思いついたらの提案でいい」「アイデアは遊ぶ中で出てくる」などの言葉をくれたのがすごく嬉しかったし印象的だった。

また、ゲストハウス開業合宿の準備を手伝っていた時、「参加者はせっかく来てくれるからこの先何か壁にあたったら立ち戻って見たり内容を付け加えていけるような土台になる教材にしたい。使う文房具にもこだわりたい。」と言っているのを聞いてとても愛情がこもっていることを知った。

そして、「自分たちで未来にあったらいいな」を実現しようとする、新しい仕掛けが詰まった『瀬戸内ライフ』の仕組みをより分かりやすく広めたいと思うようになった。相談の上、プレスリリースを作って各社に取材依頼を送ることにした。文章化するのは少し難しそうだったが、休みながら働くという初めての体験にとてもわくわくした。

ダイアログビレッジは、広島県の瀬戸内に浮かぶ島の集落をホテルと見立て、3つの異なるコンセプトをもつゲストハウスが複合しているのがダイアログビレッジです。

①アーティストやクリエイターたちが滞在し制作する洗濯船
②文筆家が滞在し執筆活動をする文豪の家
③世界のバックパッカーたちがダイアログする瀬戸内ライフ

古い町並みが残る倉橋島音戸町高須集落の路地
ゲストハウスの宿泊棟の一つ「洗濯船」か らの景色

海を見ながら散歩をして、色々な場所で作業する、言葉に行き詰まったら本を読んで何か気づきがあればまた作業をする。3食しっかり食べてしっかり寝る。『瀬戸内ライフ』での暮らしは穏やかな時間だった。

また、地元の方とも交流も適度にあり、ご飯を食べにいくと自然と声をかけてもらえたり、見たことないでしょうとプチ養蜂を見せてくれたり、一緒にお酒を飲んだり。夜中に地元民だからこそ知る移動式のラーメン屋を食べに行ったのはすごくワクワクした。『瀬戸内ライフ』だからこその瞬間がたくさんあったように思う。

観光も遊びもできた。登山や釣り、夕飯作りに挑戦したり。

また、急な坂道や回り道、お店まで距離があること、バスの待ち時間の長さなど、少しの不便も含めて、余暇の豊さを体感し癒された。十分に島を感じ、楽しんだ。

にやっと図書館 旅・アート・自己啓発・歴史・ことば等、200 冊を超える様々なジャンル本を滞在中に自由に読める

島で暮らすことをよりリアルに感じるべく、ワーケーション・パソコン作業ができる場所を探してみた。

私はゲストハウス『瀬戸内ライフ』『洗濯船』の環境が好きになった。よく晴れた日には縁側で作業をし、他の住み込みの子たちやお客さんと談笑しながら作業するのも心地よかったし、集中したいときは集中できる空間があった。

他に、海を見ながら作業できる近所の図書館やカフェ、少し遠出をしてふかふかしたソファーがあるカフェで読書をした。倉橋島にはワーケーションに最適なポイントがたくさんあった。

瀬戸内ライフの縁側
瀬戸内ライフのリビング
目の前が海のカフェ
隈研吾建築の建物内にある図書館。前横が海でとても珍しい。

十分に休んでリフレッシュしなが ら“仕事”を経験したことでワーケーションの疑似体験ができた。経営者の目線に立って発信を行う業務内容も大変だったが終わってしまえば楽しかった。

観光とはまた違う、貴重な経験。余白があるからこそ出てくるインスピレーションがあることも知った。普段と違う発想や気づき、違う環境に身を置くことで 自分の状態を外から俯瞰できたことも訪れてみてよかった点

最後に 『瀬戸内ライフ』への滞在を考えている人へ

ダイアログビレッジにいくと、登山や海、街歩きや読書など好きなことしながら突然アイデアが浮かぶ瞬間を体験してみてほしいと思います。あそぶ・よく休む・学ぶ。いろんなことができる場所だと思うので、「自分の暮らしを自分でつくる」ということに興味がある方は一度ぜひ訪れてみてください。

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