スウェーデンにやってきました

スウェーデン行きを決める前には考えられなかったコロナ禍を経て、スウェーデンにとうとうやって来ました。とりあえずここでは渡航前も含む、ここ最近の心境を残しておこうと思います。

渡航前:本当に行けるのか、会えるのか

サンボ(※スウェーデンの法律上のパートナーのこと)としての手続きを進めていたし、サンボとは密に連絡を取ってはいたものの、いつ会えるのか、職場の休業申請はどうなるのか、果てはお互いが待っている間に感染して二度と会えなくなるのではないのかまで、色々と考えていた。

二度と会えなくなるのは大げさだとしても、休業申請が通らなかった場合は、こっちで職を得られるようにしておく必要がある。
実際に、パーソナルナンバー(※日本のマイナンバーに当たるもの)がない時点で数社に出してみたが、全くだめだった。最低でもスウェーデン語ができないと厳しいと思う。

ただ、短い人生を悔いなく過ごすには何としても自分の思う道に進むしかない。そしてそれを何とか実現させるのも自分。だからどうなっても、とりあえずスウェーデンに行くのだと決めていたし、サンボにもそれを伝えていた。

渡航してから

幸いにも休業申請もビザも良い方向に進んで、PCRテストも陰性で無事にたどり着けた。
空港でサンボに会った時、心に沸いた感情は何とも不思議だった。オンラインであんなに顔を見ていたのに、話していたのに、目の前にいる人物はなんだか違うような感じ。本当にこの人が恋人だったのだろうかと思った。
オンラインで会うのと、現実であるのは違う。本題からはそれるが、対面がコロナ禍において大きな意味を持つということを日本の人はもっと、意識したほうがいいと思う。

渡航してから思うことは、同居がうまく機能するか、英語に慣れるか、そして何といってもスウェーデン語の勉強をしなければと思う。少なくともこれらがあり、さらに院での生活も始まる。
実質的な生活を始める前に諸々の手続きもある。サンボに頼るのも、まあありだとは思うが、こっちに来るのを決めたのは自分。基本的に何でも自分で責任を持って進めなければならないと思う。

あとはこれを書いていて自分も思うが、もっと人生を楽しむことも真剣に考えなければと思う。それもやっぱり重要なことだと思うから。

まだこちらに来て1週間だけれど、とりあえずまだ落ち込んではいないし、前向きに進めていると思う。



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