ガムラスタンに行ってきました

隔離生活も明け、ひとまず居住者カードの登録も済ませ、ネットなしでも家にたどり着けるようになりました。今回はここ数日の感想について書こうと思います。

まだこちらに来て1か月も経っていないが、実感としては数か月くらい経ったように感じること。

新しい環境にいることが何より大きい。新しい単語も少しづつ、覚えていっているからだと思う。
毎日色々な情報が入ってくる。電車に乗るだけで色々なスウェーデン語を目にする。ネットの広告が全てスウェーデン語になる。降りるべき駅、家までの道を覚える。洗濯機の予約の仕方を覚える。日々の生活に必要な知識の習得で必死だ。

先日、初めて全く見知らぬスウェーデン人にスウェーデン語を話した。’カードで支払えますか’という、すごく簡単な文章。通じた時の達成感で心が弾んだ。語学の楽しみを久しぶりに味わった気がした。

天気とか気温の違いを感じたこと。

既に日本が恋しい。蜩や蝉の鳴き声、蒸し暑い空気。そんな日本の夏が恋しい。きっと日本にいたらオリンピックを見て、熱狂したんだろうな。毎年経験している日本の夏を経験する機会を逃すことをちょっと残念に思う。

こちらといえば、強烈な日差し、乾燥のコンビネーション。サングラスなしでは眩しすぎて歩けない。日焼け止めは必須だし、謎の汗疹に早速悩ませられている。

一番びっくりしたのは、普通に雨が降ること。
こんなこと書いたら笑われそうだが、こっちで雨が降る印象がなかったし、傘をさしているイメージもなかったので、普通に雨が降ることにびっくりしてしまった。
しかも8月が始まる前に気温は降下中。多分、夏は終わってしまったのかも。。

できないこと、気になること。

私はまだパーソナルナンバーがないので、ワクチンを打てない。電話も持てない。図書館で本も借りられないし、医者でのアポイントも取れない。電子決済(swish)ですら使えない。
街でマスクをつける人はほぼいない。人混みや電車・バスはさすがに気になるので私はつけている。

ここにいると、コロナウイルスへの態度が全く違うと感じる。
でも電車に乗っている人の数の少なさは日本の都心部とは考えられないし、比較対象にもならない。アルコールの消毒も日本ほど徹底されている印象ではない。意識されているのはソーシャルディスタンスか。

スウェーデンにやってきて、混乱する。同じ物事に対する態度の違い。
私はそれらの違いにどうしたらいいのだろう。

まだここに来て2週間というのが信じられないくらい、日本に帰りたい時も出始めた。オーストラリアにいた時も最初の2週間が終わってから、急にめそめそし出したものな。なるべく、明るく暮らせるように努力も始めた。

今回の写真

スウェーデンで有名な景色といえば、多分ここでは、と思うのがガムラスタン(Gamla Stan)。観光客で賑わっていて写真だけ撮って足早に去った。

写真はこちらから:
https://note.com/article11/n/nec7930a9e997

今回はここまで。Hej då.

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