見出し画像

エドガー・ケイシー流の「リンゴ・ダイエット」をやってみた。

あなたは「りんごダイエット」って知ってますか?

3日間、

りんごだけを食べる、

というデトックス法です。

3日間も野菜も肉も穀物も砂糖も取らないので、当然体重が減りますから、りんご「ダイエット」となってますが、「りんご断食」「リンゴデドックス」という感じです。

改めて言いますが、固形物は生のリンゴだけです。寝る前にオリーブオイルを飲むのと、お茶やコーヒーは適量はOKですが、基本はリンゴと水で3日間過ごします。

これはエドガー・ケイシーという方が(1877〜1945)が提唱された健康法です。

もちろんダイエットが目的ではなく、腸を掃除して、万病に効く健康法です。

エドガー・ケイシーについては、スピリチュアル系の人なら有名かもしれません。

催眠状態から、「リーディング」と呼ばれるものが始まり、「アカシックレコード」という高次情報から降ろした内容を伝える。

都市伝説系では「予言者」としても有名ですし、古代のアトランティス文明に言及するなど、いわゆる「チャネラー」とか「チャネリング」とか、20世紀で一番有名な方でしょう。

しかし、記録に残ってる14000件のリーディングの内、フィジカルリーディング(体、健康について)のリーディングが半数以上です。なぜなら、不治の病や、難病の方が多くケイシーの元を訪ねたからです。

僕がケイシーが好きな理由の一つとして、そんなすごい霊能力だか超常的なパワーがあるのに、その場でヒーリングとかして治さない、ってことです。あくまでも「自分で治すやり方」を教えて、相談者本人にやらせ、成長を促したことです。

もちろんヒーリングはできなかったのかもしれませんが、それでもそのスタイルは好きです。人生相談全般のライフ・リーディングでも、安易な答えを教えたりせず、時に詩的とも言える表現を使いますし、アドバイスはくれますが、ケイシーの元に行ったから相談者は救われたのではなく、アドバイスを実践することで救われるのです。

で、りんごダイエットに関しては、何度か勧められている健康法で、普通の断食より楽なので、多くの方がやってます。

ですが、どうして僕が今回それをやろうかと思ったかというと、「乾癬かんせん 」という症状があったからです。

乾癬かんせん 」は、あまり知られていないかもしれませんし、ただしつこい湿疹やアトピーだと思ってる方も多いですが、実は世界中でこの症状で苦しむ方がいます。

もちろん僕もずっと、アトピーとか湿疹の一種かなくらいに思ってましたが、どう考えても乾癬だと今年の夏くらいから確信し、そこでケイシーの情報を知り、多少なりともケイシー流食養生は意識していました。

ただ、僕の場合重度でもないし、脚の脛付近に出てるだけで、生活に支障をきたすこともなく、去年くらいから湿疹が出始め、ちょいちょいストロイドで抑えて過ごし、それで漢方薬とかで体質改善をじっくりやろうと、皮膚疾患に効く漢方薬を処方してもらい、4ヶ月ほど飲んでました。

思えば2020年、顔に脂漏性湿疹が出始めたのもサインだと思いますが、とにかく皮膚のトラブルが多い。長野県に住んでいた頃はまったくなかったのに…。

漢方薬を飲むと、顔の症状は無くなりました。足も順調に、回復していったのですが、先月イタリアに行った時です。

夏は自宅付近でハープパンツや、ユニクロのステテコで過ごしてましたが、イタリアでは普通にデニムなどで歩き回りました。ズボンがすれたのか、脛の湿疹が悪化。念の為ステロイド軟膏も持っていったけど、薬が全然効かないんです。

戻ってから、数日して風邪をひきました。高熱が出て、しばらく寝込み、その後、脚の湿疹のあった場所が、びっくりするくらい真っ赤になり、かなりグロテスクな見た目に💦

しかし、まったく痛くも痒くもなく、そのまま山口県の旅とか、普通にしてたら湿疹は消えた…かと思いきや、また10月末からだんだんと痒くなり、みるみる悪化…!

かなり痒い…。痒み止めは効かないので、四六時中痒みに耐えながら過ごしていました。

さらに、なぜかひどい便秘になりました。ここまで出ないのは久々で参りました。

そこでいよいよ本格的に手を打たねばと、りんごダイエットでデトックスを試してみよう、ということになったのです。

人間、自分の尻に火がつかないと本気にならないものですね(笑)。でも、僕はこういうのを全部「面白がって」できるので、「人体実験や!」と、ワクワクした気持ちでした。

で、どうだったか?

内容としては、この本を参考にしました。

こちらの書籍は、アトピーを含む皮膚疾患だけでなく、あらゆる病気の養生に役立ちます。結局、ほとんどの病気の原因が「腸」であり、この頃は腸漏れというリーキーガットのことが取り上げられるようになりましたが、ケイシーのリーディングでは1900年代初頭から言われてました。

こちらの著者パガノ博士は、難病である乾癬の専門家で、ケイシー療法で数々の皮膚疾患を治療して来た医師で、この本は「家庭に一冊」レベルで素晴らしいと思います。

で、この本にあった「りんごダイエット」のデトックスは、

・3日間りんごだけ食べる。
・朝にレモンを絞った水を飲む。
・寝る前にオリーブオイルを大さじ一杯飲む。
・お水をたくさん飲む。
・コーヒー、お茶は適度になら飲んでも良い。
・毎晩浣腸をして腸を洗う。

浣腸、に関しては、エドガーケイシーが「洗腸」という、腸の洗浄を何度も問いてます。しかし、専門医や専属の器具が必要なので、ライトな浣腸でも良いとのことです。

この部分は一番抵抗があると思いますが、そこは後に触れます。(今日のnoteはプライベート全出しです!)

リンゴ。紅玉種が薦められていますが、同じリンゴだけだと飽きるかもしれないので、あらかじめ数種類買っておく。

早生フジ、ジョナゴールド、秋映

この写真の他にも、紅玉が5個。

少し小ぶりの紅玉です。

1日目 ジョナゴールド(大きめ)と紅玉2個。
(ちなみに嫁さんも朝と昼リンゴだけにしたので、分けながら食べてという感じです)

2日目 サンフジ(大きめ)1個と紅玉1.5個くらい。

3日目 秋映(大きめ)0,5個と紅玉1.5個。

見ての通り、日に日に食べる量が減ってます。

単純に、

飽きます!(笑)

三日目はかなり飽きてましたねww

断食的には、過去に何度か3日断食をやってますが(味噌汁と野菜ジュースのみ)、それに比べると随分楽だと感じました。

一つだけ、減農薬の紅玉を買い、よく洗って皮ごと食べた。

いかんせんリンゴで「糖分」が摂取できるのからでしょう。

1日目は、まったく苦でありませんでしたね。リンゴも美味しいし、実験気分で楽しい。普通の断食と大違い。でも好転反応なのか、眠気が激しく、22時半に寝て、6時半まで爆睡しました。

2日目の午後は、少し目まいでふらつくので「塩」を軽く舐めました。本には塩のことは書かれていなくて、どうしようか迷いましたが、塩分は多少あった方がいいと判断し、ぺろっと。すると目まいは落ち着きました。

この日は動画撮影、動画編集や執筆作業、夜は個人セッションなど、普通に仕事もしていました。瞑想も長めにやってましたね。

この日も眠いのは変わらず、軽く昼寝はしました。そのせいではないと思いますが、この日の夜はとにかく眠れず…。1時間おきくらいに目が覚めて、一晩中うとうとしてた感じです。たまにあるんです、こういう日が。天体の影響が強い日だった、とも個人的には感じています。

そして3日目は、寝不足もあり、さすがに朝起きるとだるくて、体力が落ちた感がありました。しかし塩と紅玉りんご食べて少し復活。午前中に個人セッションもあり、元気でしたが、夕方くらいからかなりだるくなり、頭痛もして、体が重い…。何もする気が起きず、短い瞑想をしたり、後はアマゾンプライムのドラマ観たりしてダラダラと…。

食欲もなく、リンゴは糖分補給って感じで、少量切って齧る程度でした。

今までの経験なら、断食2日目はこんな感じでしたが、今回は3日目の午後に来ましたね。

無茶苦茶眠かったけど、21時前に布団に入ったけど、やはり寝れず。ずっと瞑想してすごました。23時に寝ました。

で、4日目。

体が軽い!と感じました。でも体力が落ちてる感じは否めませんでしたね。

しかしリンゴ断食終了ってことで、待望の朝ごはん。

と言っても、いきなりドカンと食うのは内臓が驚くので、温野菜サラダ。

カボチャ、にんじん、キャベツの芯、キャベツ。右上は生の大根スティックと味噌。

むちゃくちゃ美味しかったです。久々のまともな固形物。リンゴってやっぱり果物ですからね。水分と糖分がメイン。

午前中は買い物なんかしたり、比較的普通に過ごせました。食べたら体力も少し戻りました。

昼にはしっかりと和食。待望のご飯です。

四分搗米(土鍋炊飯でおこげあり)。具だくさん味噌汁(鶏肉が入ってます)、卵焼き、糠漬け(自家製)

感動…。やはり「米」ですね。食べてしばらくしたら、かなり普通の状態に戻った感じです。

とまあ無事にリンゴダイエットを終え、じゃあ一体どれくらいデトックスできたのか? 

正直そこはわかりません。体重すらわかりません。

元々ダイエット目的ではないし、ダイエットするほど贅肉もない。そもそも体重計が家にないんです(笑)

今の所、便秘は解消されてません…。でも、以前も断食やった時、僕は宿便とか出なかったです。

(この文章を書いたのはリンゴダイエットを終えた日であり、この2日後に無事に出ました)

脚の乾癬の状態は、良くなったと感じます。乾癬に効くという「エプソムソルト」のお風呂に毎日入ったのと、ケイシー療法で「ひまし油」などを患部に塗って寝たのも効いてると思います(それは実はここ10日間くらいずっとやってたけど)。

乾癬は時間がかかるし、腸内環境も本当の意味で調うには時間がかかるでしょう。でも今回のリンゴダイエット、とてもいい経験になりました。

おすすめ度は?と聞かれた、4って感じですかね(5ポイント中)。普通の断食ができるならそっちの方がいいし、基本的に断食なんかしないでも、日々の食事や習慣があれば、1日断食でもいいと思ってます。だけど、けっこうオススメはできます。

今回は、僕は「乾癬」の本を参考にしたけど、そこまで徹底してない例もたくさんありますし、人によってはりんごを5、6個も食べる人がいます。そういう人はお腹が空かないからもっと楽かもしれませんので、個人差はもちろんあると思います。

で、ここからかなり「赤裸々」な内容になるですが、「浣腸」や「洗腸」について。

エドガーケイシーは「体の外を洗うように、中も洗う必要があるのだ」とリーディングで言っていた、日本エドガーケイシー・センター光田秀《しげる 》所長も、洗腸で偏頭痛が治ったとか、かなりお薦めしています。光田さんは書籍もたくさんあるし、いろんな方とYoutube対談などしてますので、どうぞご検索ください。

で、洗腸はハードルが高い。でも、浣腸もハードルが高い…。

やったことある人なら大したことないかもしれませんが、いかんせん、こちとら未開発ゾーンというか…。「本来出すとこでしょ?」という心理的抵抗感が否めない。

でも実は、若い頃に一度だけあるんです。

20代前半。当時は便秘知らずだったのに、ある時、3日間便が出ないことがあり、お腹が痛くなり、軽くパニックになったことがあったんです。それで薬局に行ったら整腸剤と、即効性のある浣腸を勧められ、買ってみました。

トイレでやったんですが、うまく入らず、というか、抵抗感が激しく、ほとんど無駄になりました。(浣腸使わず、その後普通に便は出ましたが…)

かつての「失敗体験」と、その時の「恐怖」があり、浣腸はハードルが高い…。

(そこまでせなあかんのやろか?)

と、やめる理由を頭の中で回らす。当然、やる理由より、やらない理由の方が圧倒的多数。だって、これをやったからって治る保証はないんだもん。やらなくても治るかもしれないし。

しかし、僕は運営するコミュニティ「探求クラブ」でも常々言ってます。

「目醒めて自分を生きるために、普段やってないことをやってパターンを壊しましょう!」

そうです。普段からそれを言ってる俺がやらんでどうする! 

ってことでチャレンジ。薬局で浣腸を購入し、初チャレンジ。

やり方は、ネットでかなり調べました。若い頃に失敗したのは、トイレで座ってやろうとしたからです。横になってやった方がいいんですね。

まあ、詳しくは割愛しますが(笑)、とにかく浣腸液は無事に注入。

が、そこから悶絶…!

強烈な便意です。しかし、3分〜5分は我慢しないとならない。しかもお腹をマッサージしたり、腰を上げたりすることを推奨されてる。

久々に、1分が永遠に感じられるほどきつかったです。

3分後、トイレへ駆け込み、液体を出す。便は少量しか出なかった…。

2日後も同じようにしました。今度は5分我慢しましたが、やはり便は少量…。

3日目は、断念…!気力体力もなかったのと、何より単純に、お尻の穴が痛かったんです…。多分、下痢しすぎみたいなヒリヒリ感だったんですが、この状態で異物を入れるのは無理だと判断しました。

とにかく、そんなこんなで3日間を終えました。何がきつかったって、夜の浣腸が一番きつかったかな…。まあいい経験になりましたし、もろもろとスッキリしたのは事実です。

そして、探求クラブメンバーと「安曇野リトリート」に向かいました。

ちなみに温泉に行ったら、人生で1番体重が減ってました(-。-;    確かにダイエット効果あるんでしょうね。(って、りんごしか食ってないんだから当然だ笑)

エドガーケイシーについては、なかなか面白いので、また何かと言及するとは思います。彼のリーディングでは、瞑想やスピリチュアルのこと、そして「音楽」や「音」「マントラ」のこともたくさん語られていて、僕が自分で感じて、日々使ってるマントラと同じ音を伝えていたので、自分的にも答え合わせになりました。

今度、そういう「マントラ」についての瞑想の会もできたらいいな、なんて思ってます。

サポートという「応援」。共感したり、感動したり、気づきを得たりした気持ちを、ぜひ応援へ!このサポートで、ケンスケの新たな活動へと繋げてまいります。よろしくお願いします。