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日本サイコーかよ! おまいらサイコーかよ! 俺の人生サイコーかよ!

今日のnoteは、まず前回のnote「神話の地、出雲へ」の続きなんですが、

タイトル的には「自然と神域の共存、隠岐島へ」と書こうと思ってたけど、その前に、どうしても書きたいことがあった。それが、

日本サイコーかよ! おまいらサイコーかよ! 俺の人生サイコーかよ!


ってことです。

ちなみに“日本”と漢字で書いたけど、

ニッポンサイコーかよ

です。

「ニホンサイコー」ではなく、言葉の響き的に「ニッポン」です。

え?なんのこだわり?と思うなかれ。もちろんこの二つの違いや使い方に明確なルールはないです。

ただ、まずは古来は「ニッポン」と呼んでいたという説もあり、戦前までは「ニッポン」がメインだったそうです。大日本帝国(だいにっぽんていこく)です。実際に、年配の人ほど「ニッポン」と読む傾向があるそうです。

日本銀行の読み方は、にっぽん銀行です。お札にちゃんと「NIPPON」って書いてます。日本航空も「NIPPON KOKU」です。

あと、現代でも「ニホン」は国内向け、内輪向けの表現で、「ニッポン」は、対外向け、という説もあります。

だから「ニッポン!!(チャチャチャ)」みたいに、サッカーでもなんでも、国際戦ではそうやりますよね? オリンピックでの応援も、「ニッポン」です。

「ジャパン」とか「ジャポネ」、古くは「ジパング」と言うように、この「ぱぴぷぺぽ」の破裂音には、外に向かう力があるのでは?と僕は思っています。

で、この「ニッポンサイコーかよ!」は、この旅を終えた時に、真っ先に頭の中、心の中で湧き起こった言葉だったのです。

それは、隠岐島から、港へ戻り、港から松江駅へ戻る連絡バスの中でした。

これから後半に書きますが、旅を終えて、余韻に浸っていると、

「ニッポンサイコーかよ!」


と思ったのです。そして次に、

おまいらサイコーかよ

とも思いました。この「おまいら」は、旅を共にしたメンバーや、旅先の出会いだけではなく、自分の人生に関わった人たち全てに対してでした。

そして、ニッポンサイコーも、それは「いい島だった」「いい旅だった」という感じではなく、さまざまなネガティブなものや、マイナスな面も丸めてどかんと、それらすべて「サイコーじゃん」という、なんとも言えない感じだったのです。

そして、自分の人生すべてが「サイコーかよ」と感じたのです。

でも、この出雲と隠岐島という日本古来の歴史に迫る、神話の土地を巡り、最後に感じた物が「日本サイコーかよ!」だったんですね。

何度も言いますが「ニッポン」です。だから、僕の内面の響きではなく、外に向けたエネルギーでした。だから、こうして書いてます。

不安な現実はたくさんあるし、きな臭い話もたくさんある現代ですが、それら全部ひっくるめて、「サイコーだな」と、そう感じています。

あなたはどうですか?

では、というわけで(?)あらためて旅のレポートに移りましょう。

隠岐島を巡る

出雲での神社巡りを終え、翌朝、松江駅7時50分のバスに乗り七類しちるい 港へ。大体40分くらい。そして切符を買って、9時出港のフェリー「おき」に乗り込みます。

隠岐島を目指します。

けっこう揺れました。波の高さは予報で見る限りだと1・5m。思ったより揺れてびっくり。そして日曜日ってこともあり、けっこう混んでました。

出雲からひきつづきの探求クラブメンバーとの旅路ですが、実は船酔いに弱いメンバーが二人いて、かなり不安だったようです。

しかし『揺れに合わせて重心を取る』とか、そんなワーク(?)をしてたら平気でした。まあ、楽しかったから、というが一番だと思いますけどね。

でも、ゆらゆら揺れてると、眠くなります。ゆりかご状態で、2時間半の内1時間は寝てたかな。

2時間半の船旅。隠岐島に着いたら、まずはレンタカー借りて、そしてランチ。

隠岐蕎麦とか、海鮮物が有名ですが、なぜか僕は「親子丼」が無性に食べたくなり、親子丼にて。美味かったです。

さて、隠岐島と言ってますが、実際は「隠岐諸島」です。

島前、島後の二つに大きく分かれますが、僕らが今回やって行ってきたのは、島後という、右側の大きな島。

ちなみに、こんな小さな島々の隠岐諸島ですが、神社が100以上あるのです。ちょっと異常ですね。

なぜか? それはやはり「出雲神話」の因幡の白兎なども、ウサギは隠岐からやってきてますし、ここは朝鮮半島、つまり大陸との接点でもあり、歴史上かなり重要な拠点だったのです。

大陸と出雲を結ぶ中継地点であり、防衛地点。また、古代から日本海側に栄えた出雲王朝の海運の地点でもあったのでしょう。

また古事記において、イザナギ、イザナミの男女2神の「国生み神話」において、日本列島の「大八島おおやしま 」を作ったシーン。

まず淡路島から始まり、「伊予の二名島ふたなのしま (現在の四国四国)」その次が「隠伎の三子島を生みき」なのです。

その後に九州、壱岐の島、対馬、佐渡島、そして本州の順です。

隠岐島は三番目なんですね。つまり、本当に古代からの重要な何かがある場所です。

ちなみに、日本書紀だと順番がけっこう違いますが、それでも隠岐島は4、5番目くらいには必ず入ります。

さて、まずは島後の一宮。

水若酢(みずわかすじんじゃ)神社へ。

こちらもけっこう古い社殿が実物です。隣に古墳があったり、いい感じの神社なんですが…。

なんというか、神社なんだけど、とても「ナチュラル」なんです。

出雲で巡ってきた神社とはまるで違う。

ランチを食べていた時から、けっこう不思議なことがあって、この神社でも不思議なものがちらほらと…。

お次に、

伊勢命神社へ

ここも素晴らしかったです。そして、この島の神社は「自然と一体化」しているのだと、すごく感じました。

神社って元々そういうものですが、隠岐島は、かなり自然の中に溶け込んでいる印象です。

お次はローソク島の展望台と、その海岸。ローソク島は、とても遠いので、あまり展望できません(笑)

端っこにある、ごま粒みたいな岩なんだけど、ちょっと遠すぎるやろw 
上に登ってみるが、これ以上は険しくて行けない。

下の海岸で貝を拾うおばあちゃんに会う。

この投稿で書いたけど、「豊かだなぁ」思いました。このおばあちゃんい出会えてよかったです。

その次は、山の方へ車を走らせ、

かぶら杉という大木を眺めに。

水木しげるロード、なるものが、鳥取県境港から続いていて、隠岐は「水木しげるのルーツ」と、あちこちに書いてますが、隠岐島生まれではないけど、水木しげる自身、何度か隠岐島に来て「自分のルーツ」とか話したとか…。

その後、ホテルへチェックイン。

夕食で、

先ほどのおばあちゃんの「貝」をお吸い物に。海藻もおばあちゃんがくれたやつです。

ホテルの人も、なんだか「ワンテンポずれてる?」感があって、「島時間」を感じました。

して翌朝。部屋でワークや瞑想をして、朝食後にお出かけ。

玉若酢神社参拝。

二日目で、体が島に“馴染んだ感じ”があり、神社への違和感はなくなりましたね。前日まで、不思議な感覚がちらほらあったんですが、そういう感じはなくなりました。

で、出雲からずっと「神社」ばかりでしたが、

隠岐国分寺へ。

こちらは「後醍醐天皇」が滞在したとされます。

隠岐島は、後白河上皇とか、後醍醐天皇とか、そんな有名人も島流しになってます。

2億5千万年前の岩石。観光スポットになってますが、ぶっちゃけ普通の岩山との違いはあまりわかりません(笑)

さて、最後にどうしようか?ってことで、

やはり海へ。

海で足を浸して浄化。風は強かったけど、晴れていて気持ちよかった。

そして空を見上げると、

大きな日輪。多分、この時点で「ニッポンサイコーかよ」を、僕は感じていたのだと思う。

お昼過ぎ。船は15:10出港なので、まずはランチ。

海鮮丼。

この店、また必ず来たいってくらい美味しかったです。「西郷お魚センターフィッシャーマンズワーフ隠岐」の2Fレストランです。

そしてお土産を買う。

船に乗って、島を後にします。

船っていいですね。飛行機だとあっという間だけど、船に乗ってると、隠岐島が遠ざかっていくんです。寂しいような、なんだか味のある別れと余韻がありました。

港について、すぐにバスに乗り込む。そして冒頭の「ニッポンサイコーかよ!」という気持ちに包まれたのです。

18時半頃に、松江駅前に到着。この日は各自でビジネスホテルを予約してチェックイン。

ドーミーイン系列の御宿。アップグレードで広い部屋になりました。

夜は別行動、の予定だったんだけど、この旅のメンバーと最後の夜ってこと、晩餐を共に。近くの居酒屋にて。

このおでんくらいしか写真を撮ってない…。

島根県、ご飯も美味しいです。とにかく最高の旅でした。

翌朝は、空港のモーニング定食。

飛行機で羽田はあっという間。船旅が恋しくなりました。

「時間をかける」ことの大切さってあります。島のゆるやかな時間が、まさしくそれを教えてくれた気がしました。

こんなにハイペースで旅をしたり、色んなことをやってるけど、その中でも、こうしたゆるやかな時間、おだやかな気持ちを、忘れずにいたいと思います。

ちなみに、途中までは「旅動画」を作るつもりで、ビデオ回してたんですが、島のゆるい空気のせいか、

だんだんめんどくさくなって…、

でも、途中までは撮っていたので、消すのも勿体無いので、サブチャンネルの方にアップしました。

もしも隠岐島へ行く機会があれば、参考になるとは思います。

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