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探求文庫#151 「変わりたい!」

割引あり

変わりたい?


「変わりたい!」

と、僕はある日思いました。強烈に、猛烈に思いました。涙ながらに、切実に思いました。


それは激しい「自己否定」であり「現状否定」の真っ只中でした。なぜならそれほど苦しかったからです。

自分の仕事、破れた夢と、曖昧な目標、見通しのない不安な未来、お金への不安…。

2014年でした。上記の不安は、常に内包しつつも、誤魔化し誤魔化しやってきましたが、決定打は息子の不登校と、妻との不和でした。

それは積もりに積もった積年の抑圧の結果で、我慢して我慢して、堤防が決壊したのです。息子のことはきっかけに過ぎなかったと、後からわかりました。

もちろんそれまでも「変わりたい」と思ったことは何度もありましたが、この時ほど強く思ったことはなかったです。

「こんな自分は嫌だ!」
「こんな人生は嫌だ!」
「こんな生き方はもう嫌だ!」

それは自分を突き破るほどの衝動でした。相当なストレスとプレッシャー、痛みの中で絞り出されたものだったと思います。

そこから色々とチャレンジするわけです。児童心理学から、心理関係の本を片っ端から読んだり、そこから自己啓発、脳科学、スピリチュアルなどなど、さまざまな分野の書籍、ブログを読み、セミナーや講演会に通いました。

妻とよくよく話し合い(とことん話し合いましたし、今でも常に対話をしています)、お互いに描く方向性を決めて、とりあえず「やりたくないことはやめよう」と決めて、貯金が尽きるまで、好きなことだけやってみるを実践しました。

で、その結果、

僕は変わったのか?

多分、すごく変わった部分もあれば、変わってない部分もたくさんあるけど、身の回りの環境は激変しました。

仕事。人間関係。お金との関係などなど。

だから周りから見れば「変わった」となるのでしょうけど、どうして僕は変わった(と思われるくらいの変化)のだろうか?

もちろん「変わるため」の行動をしたからですし、それが何より大事です。この世界は行動の星。待っていても何もやってきません。

それまで学んだことのなかった世界に足を踏み入れ、たくさん学びました。この時期読んだ書籍の数は膨大な量だったと思います。

そして、そもそも「変わるための衝動」があってこそなので、最初の「自己否定」は、何も悪いことではなくて、動き出すきっかけや、瞬発力を産んでくれました。

でも、僕が自分がメンタル、スピリチュアル、自己啓発と呼ばれる世界に足を踏み入れ、色んな人たちを観察して思うこととして、やはり「変わる人」と「変わらない人」っていて、ちょっとした特徴があると思います。

まあ、このアメーバブログでも書いた「執着心」や「強い期待」ことと少しだけ重複はします。

でも、これだけじゃないな、と思います。

先に「すごく変化する人」とか「好転して良くなる人」の特徴から。

疑念や不信は抱かない


変化する人は、とにかく「素直」です。素直にやり続ける人です。淡々と、愚直とも言えるくらいにそれを実践できる人です。

期待や結果への執着は、「これをやったらメリットはちゃんとあるのか?」とか「失敗したら時間の無駄になるのでは?」と、そういう疑念が渦巻いてます。

だから常に、失敗した際の「保険」を掛けたがるし、疑いながらやっても身に付く技術なら確かにあるけど、心とかメンタル系のことは、その疑念や不信は、自身の心の成長や拡大に直結します。

でも素直な人は、疑念とか、保険とかあまり考えずに「とにかくやる。ただやる」ので、エネルギーがストレートなんです。

一方で、あれやこれややるんだけど、ほとんど変化しない人。

単純に「継続できてない人」とも切り捨ててしまってもいいんですが、問題は

『どうして継続できないか?』

です。

後半はお知らせの後

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負のループ


変わらない人、っても、みんなそれなりに変化はあります。無変化ってことはこの宇宙ではありえません。

でも何度も何度も同じようなことを繰り返す人っています。

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