白黒の夢とカラーの夢 あなたが見る夢はどっち?
夢が色付きか、色がないか。
子どもの頃、そんな話を友達とした経験があります。
当時の話では、右脳が発達してる人は色付きのカラーの夢、そうでない人は白黒の夢、なんて話を耳にしたことがあります。
実はこれほど脳科学が発達している現在も、夢の事はあまり多くはわかっていないようです。そんな不思議な存在である夢と、色について考えてみたいと思います。
こんにちは!
Artist_Saika事務局 中の人です。
色付きのカラーの夢を見る人の割合
色付きの夢とカラーテレビ
ある期間が、1993年、2009年に夢に関する聞き取り調査を行いました。
その結果、あ30歳以下の人の80%は色付きのカラーの夢を見ていて、60代ではカラーの夢を見ていると答えた人はたった20%だったと言います。
世代から逆算して、カラーテレビの普及と関連付けられる可能性についても示唆しているようです。
となると、夢って、個人の中では「テレビの中の映像」と同列なのでしょうか。
色付きの夢が圧倒的に多い?
マイナビウーマンのアンケート調査によると、社会人女性での色付きの夢と白黒の夢の割合はこんな感じ。
約半分がカラー。
常に白黒というのは、4%とかなり低くなっています。
夢というのはその日の記憶の断片が組み合わされてできる、という考え方もあるようです。基本的には、見たままの色なのでしょう。ただ、脳はとても省エネモードになろうとしがちなので、不要と思われる色情報をカットして、夢として見せるのでしょうか。
夢は9割忘れられる?
夢の研究が今一つ進まない理由
夢というのは個人の主観的体験だと思うのですが、悲しいかなこれを覚えておけない。寝ている中で、そこそこの時間をかけてみているであろう夢も、起きた瞬間には既に忘れられている情報も多いようです。
私の体験としては、朝目覚めたときそこそこ覚えていて、「ちゃんと覚えておこう」と意識した夢さえ、数時間もすれば忘れてしまったりしています。
もし、夢の事を意識するなら、枕もとのメモに記録するというのは必須かもしれません。
ちなみに私は、夢を記録しようと頑張っていましたが、寝ぼけ眼で書いた文字があまりに汚すぎて読めない…ということもしばしば。
夢は起きる瞬間に作られる?
また、ある心理カウンセラーがこんな仮説を語っていました。
例えば、ベットから落ちたりしたとして、その衝撃って、夢の中では違った衝撃として自然に演出されてたりしませんか?
そういうことができるということは、実は、夢は起きた瞬間に時間をさかのぼって脳が構築してるんじゃないか、という仮説を提示していました。
夢の中で感じる時間はそこそこ長かったとしても、その感覚を一瞬で作り脳に体験させてるという説。なかなか面白い考え方だな、と思った記憶があります。
印象に残った色はあなたにとってどんな意味?
話が散らかったので、少し元に戻しましょう。
忘れやすい夢の中でも、印象に残るシーンや色がある場合も多いのではないでしょうか?たとえば、ある夢のシーンで赤いカーペットがやたらと記憶に残っている、という感覚です。
その場合、色彩心理学的な「赤」の意味を読み解くのもありです。ただもう一歩進めて、あなたにとって、その色がもつ意味は何ですか?という質問を自分にしてみてはいかがでしょうか。
人によって色の持つ意味が違う場合があります。
同じ色でも、かつての恋人がよく身につけていた色とか、仕事で常に意識する色とか、大事にしているものとリンクする色とか、無形のものに感じる色のイメージとか、人によってさまざまな受け取り方があるのではないでしょうか。
そんな、あなただけの「色」やシーンの意味を考えてみると、その夢を見た意味が解るかもしれません。
夢は無意識の世界との橋渡しをしてくれるものです。
上手に付き合えるといいですね。
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