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抱っこ瞑想

21:00。
娘(3ヶ月)を抱っこしながらゆらゆら揺れていました。
今日の娘は、1日を通して寝てはすぐ目が覚めの繰り返し。深く眠れないために、ますますぐずる。
そうして夜。息子(4歳半)を寝かしつけたあと、1時間以上揺れていました。

何も考えず、流れる思考に問わられることなく、ただ娘の体温と呼吸を感じながら揺れること。これもまた瞑想の一種だと思います。
呼吸を整えて一体となる。すると時々降りてくるイメージがある。ほれもまた流して、無心のまま揺れていく。
ゆらゆら。スクワットの縦揺れ。
ゆらゆら。ゆらゆら。
繋がっては断ち、繋がっては断ち。
そうすると、深く深くなっていくような気がします。

ティクナットハン禅師の「沈黙」。心は静かに。息子と娘の寝息。加湿器の音。二階の物音。それらがさらに沈黙を深めていきます。

娘の呼吸音がストンと聞こえなくなりました。静かな生命の塊。澄み渡る夜の音。

そっとベットに横にして、手を合わせて拝みました。「有難う」。この経験をさせてくれて、ありがとう。

22:20。キャンバスへ向かいます。描くは「天国のクジラ」。新しいものが見えています。はっきりと。

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