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個別株の投資は、金融リテラシーを高めるための最初のステップです!

金融リテラシー ここ数年で耳にする様になった言葉ではないでしょうか?
リテラシー:主に特定の分野についての知識や能力という意味で使われる言葉で、これに金融という言葉がついているのでお金に関する知識や判断力の事です。具体的に上げると・・・


  1. 家計管理:収入と支出を把握し、計画的に管理する能力

  2. 貯蓄、投資:老後資金や教育資金などの目標に向けて貯蓄や投資能力

  3. 金融商品の理解:銀行預金、保険、投資信託など様々な金融商品の仕組みやリスクを理解する能力

  4. 税金:税金の仕組みや節税に関する知識、仕事や人生の出口戦略の見極め

  5. 金融トラブルの回避:詐欺、悪徳商法などの金融トラブルに巻き込まれない様にするための知識

学校では教えてくれないこの知識を身につける方法があります。それは、実際に資本主義経済を体験することです。資本主義経済を体験するとは、企業が株主からの出資を元手に商売を行い、得た利益を給与の支払いや株主への利益還元に充てるプロセスを理解することです。ここで、企業は資本家と労働者の二つの側面に分かれます。

労働者であっても、自分で株式を購入し企業の株主になることで、資本家になる道があります。あなたの貴重な資金を、将来のためにその会社の経営陣に委ねるのです。ただし、根拠なく資金を投じるのはギャンブルに等しいですが、もし会社の成長ストーリーに感銘を受け、共感できるなら、あなたの資金は会社の成長を支える貴重な原資に変わるでしょう。この成長ストーリーに未来を託すのが個別株投資なのです。

個別株投資を始めると、これまで注意を払わなかった経済環境に目が向くようになり、聞いたことのない多くの経済指標を知ることになります。企業の決算や株価が気になり始めます。このサイクルを重ねることが、自身の金融リテラシーを高める唯一の方法です。そしてそれは貴方の資産が増えていく近道になりお金に働いてもらうという発想が出てきます。これが資本家の最大のメリットなのです。

確かにメリットだけではなく、デメリットも存在します。個別株は経済全体の状況だけでなく、その企業独自の事情によって株価が変動することがあります。株価が上昇することもあれば下落することもありますが、重要なのは短期的な株価の変動に一喜一憂するのではなく、なぜその企業の株を持つことにしたのかを再考することです。もし当初感じた魅力がもはや感じられないのであれば、その株を手放すのが賢明かもしれません。
しかし、その会社が一時的に業績が悪化している場合でも、保有を続ければ数年後には大きな成長を遂げ、あなたに大きな富をもたらす可能性もあります。

インフレ下では預貯金の価値は目減りしていく

2024年4月15日現在、ドル/円為替レートは1ドル153円という市場最安値を更新しました。(実質実効為替レート上)円安はグローバル企業の業績向上に寄与しますが、輸入物価の上昇によりインフレが進行します。インフレは物価上昇を意味し、貨幣価値の相対的な低下を招きます。例えば、iPhone 14と15はドル価格が同じでも、円で購入すると15の方が高くなります。これは円の価値が下がっていることを示しています。長期的に見れば、現在の153円は一時的なものに過ぎない可能性があります。

ふと考えてみてください、数年前に老後2000万円問題という言葉がバズりましたがあの試算は年々後退していっているのです。現在の私たちの世代より未来の子供たちの世界の方がはるかに厳しい環境に置かれていると思います。少なからず投資をされておられる方はもう少し若い時からやっておきたかったと思われておられる方も多い事でしょう、今後それは今の子供たちの状況に置き換わるのです。金融リテラシーが身に着く事によってご自身の資産だけでなく愛する家族や子供たちの未来を守る事ができます。

2020年のコロナ禍以降世界は大きく変わりました。30年もの間変わらなかった日本も変わり始めているのです。いかがでしょうか、今まで踏み出せなかった1歩を踏み出して未来を変えて行きませんか?

次からは具体的にどうすればよいのかを僕自身の経験則から述べさせていただきたいと思います。

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