Sugar for the Pill：レクシー・ハイド
Sugar for the Pill：レクシー・ハイド
Sugar for the Pill
Sugar for the Pill 19 Oct 2023 （錠剤用の砂糖）
PHmuseumが主宰するフォトアワード（PHmuseum 写真助成金対象）
（註）PHmuseum：パンデミックをきっかけにインターネットでのアウトプットの需要が高まる昨今、現代美術に特化したオンラインのプラットフォーム PHmuseum
写真を通して、記憶を呼び起こした架空の情景
「私は写真を通して、記憶を呼び起こした架空の情景を創作しています。私は、自分の人間関係や被験者間の関係を研究の源として用いて、痛みと喜びの二重性を認識できない記憶力の欠如を浮き彫りにしています。」 - Lexi Hide
二元論が人生を面白くする
写真家が写真を撮ろうと駆り立てるのは、その瞬間を永遠に防腐処理したいという感情です。ほとんどの個人的な写真がポジティブなシーンだけを映し、影を思い出したくない理由です。現実には、痛みと喜びが二重性の形で共存していますが・・・
人生のどん底にあった人々の写真が、家族写真のアルバムに収められているとしたら、ほとんど前例のないショックを受けるでしょう。
私の作品には痛みの認識、つまり内省の性質があります。愛と喪失、痛みと喜びは結びついています。二元論が人生を面白くするのです。 - Lexi Hide
レクシー・ハイド（Lexi Hide）
レクシー・ハイド（Lexi Hide,写真家-フィルム写真やポラロイドが多い/ケープタウン・南アフリカのアーティスト）
その活動はエコフェミニスト哲学に根付いている。女性と自然の両方がどのように扱うか、また、家父長制のジェンダー規範が男性による、*共時性（synchronicity）的に、「女性と自然」の両方の抑圧と不当な支配にどのようにつながるのかを考察する。それは、哲学、また、政治生態学のエリアだ。
（註）*共時性（synchronicity）：因果関係のない２つの出来事が、偶然とは思えない状態で同時に起きる。
レクシー・ハイドのアートワーク
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