吉田カツ（Yoshida, Katsu,1939-2011/イラストレーター・画家・写真家）
鮮やかな色彩とエネルギッシュで大胆な筆致の描写は、人の目を惹きつけるものがある。

Bahamas Mango,1989　Acrylic on paper,480×677mm

略歴-吉田カツ
1939(昭和14)年、兵庫県に生まれ。
大阪美術学校(現、大阪芸術大学)デザイン科を卒業後、デザインの仕事に従事。
1971年、東京へ、1974年「ローリング・ストーン」誌（日本語版）の仕事が縁となり、各誌のイラストレーションを手がけるようになり、1977年頃からはアートディレクターの石岡瑛子と組んでPARCOのポスターや雑誌表紙、西武劇場のポスター等々を制作した。
イラスト、そして、画家としても著名な位置付けだ。
2011年、肺気腫のため兵庫県篠山市の病院で没、72歳だった。
エネルギッシュな生き方を貫いたアーティストだ。