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アール・ブリュット・コレクション(Collection de L'Art Brut Lausanne)とは

アール・ブリュット・コレクション(Collection de L'Art Brut Lausanne-ローザンヌ,スイス)は、
ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901-1985,画家、評論)は、アールブリュット(生の芸術)を提唱した、そのジャン・デュビュッフェのコレクションから発足した「アウトサイダーアートのミュージアム」(スイスのローザンヌ)だ。

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Collection de L'Art Brut Lausanne

アールブリュットの魅力とは。
アールブリュット(L'Art Brut)とは、フランス語で「生の芸術」という意味の造語で、特別な芸術教育を受けない人々が技法や様式などの既成概念にとらわれず作り上げた、ごく内的な創作欲求や心の癒しを得るため追求の純粋無垢な芸術作品だ。
簡単に言うと「人に見せるために作られていないのだ」そこには、従来型のアートと異なる視点(極)がり、そこには、惹かれるものがある。
また、魂の原点のようであり、生きている事の不条理のような、揺さぶりを感じるのだ。

具体的には、その創始者である、デュビュッフェは自身の収集したアール・ブリュットのコレクション、概ね5000点をローザンヌ市に寄贈した。
それを基に1976年「アール・ブリュット・コレクション」が設立された。
アール・ブリュット・コレクション(Collection de L'Art Brut Lausanne)が、開館以来、収蔵作品や企画展、書籍の出版や国際レベルでのコラボレーションなどを、実に地道に、そして、積極的に展開した。
現在では、概ね1000人の作家による6万点以上の作品を収蔵・展示している。そして、年間約45000人の観覧者を数える。
そして、そこでは、従来系にはない、実に個性的な作品の世界を実体験できる美術館だろう。


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