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写真における記憶や時間のイメージ化のロジック

時間のプロセスが写真にはないのか?

「写真における記憶や時間のイメージ化音楽や映像は、始まりと終わりがある、そういった時間のプロセスが写真にはない。」
と言う視点もあるが、そうだろうか?

写真における記憶や時間の手法には

1)組み写真で構成

2)記憶のイメージの表現方法

* 例えば、モノクロームで、表現したいものを訴える。
* フィルターでの表現、ノイズを加える等々。
*人物をブレで表す=動き (matthew pillsbury)

3)見る側に撮影した事象での解釈をさせる。

時間を作り出す、それは・・・

写真(複製技術=写真や印刷技術)それは、 従来、何もない紙の上に、 あたかも、真実(写真)が、あるかのように、現実の一部分を切り取って、複製する技術の結晶である。
どう切り取るか、何を伝えるか、常に変容の可能性をはらみ、多様な現象化は、感性の共存のためだろう。
記憶や時間を意識させる写真は、ただ、記録ではなく、撮る側の視点(感性)が、そこにはある。

写真理論系のコラム

(註)フレーム画像 - Matthew Pillsbury

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