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(今日の一枚)朝涼:鏑木清方

朝涼:鏑木清方

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朝涼(あさすず)1925年 絹本着色・軸
219*83.5cm
第6回帝国美術院美術展覧会(鏑木清方記念館蔵)

清方は、残月が空に浮かぶ早朝に、長女と連れ立って歩くことを習慣としていた。これは、大正14年の金沢八景のシーンだ。
娘の背後には、稲田が続き、蓮の花が咲いている。代表作の1つだ。

鏑木清方(かぶらき きよかた、1878年(明治11年)- 1972年(昭和47年)/明治期から昭和期にかけての浮世絵師、日本画家、随筆家)江戸の面影を色濃く残した東京に生まれた、生粋の明治東京人たる清方は、その生涯にわたり、江戸や東京にまつわる作品を多く残した。清方の作品は、いわゆる、美人画家というよりは、ほとんどが人物画であり、明治時代の東京の風俗を写した風俗画の視点がある。また、多くの戯作も残している。

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