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Nan Goldinの写真と周辺

ナン・ゴールディン(Nan Goldin 1953- US)
概略
代表的な写真集(or スライドショー)「性的依存のバラード」(The Ballad of Sexual Dependency-1986)
1970年代後半より、自らを含め彼女の周囲にいる薬物服用、トランスジェンダーの人々の日常を撮影し評価を得たが、その一方では、薬物の使用を美化したとの酷評も・・・(同写真集の美的スナップショット-Snapshot aesthetic…)
この79-80年代前半の写真集に出てくる人々は、90年代には、すでに・もう・いない。

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ナン・ゴールディンの視点の鋭さと感性は、子供の時、自ら亡くなった姉の思いから引きずっていた。
当時としては触れてはならない、ドラックに依存しなければならなかったトランスジェンダー等の人々の、その時代のイベント等、先駆的なサブカルチャー(drag queen, …etc…)が、表象させている。
ナン・ゴールディンの表象、そこには、弱者としての視点から、愛情・家族・ジェンダー・その性等が主なテーマとされている。
それには、多様な解釈もあるが、写真が語っている。

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Photo-(c)Nan Goldin:写真集-The Ballad of Sexual Dependency他



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