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トレントン・ドイル・ハンコックと作品への理念

トレントン・ドイル・ハンコック(Trenton Doyle Hancock)と作品への理念
トレントン・ドイル・ハンコック(Trenton Doyle Hancock,1974- /アメリカの画家・版画)
トレントン・ドイル・ハンコックは、その作品を通じて、ハンコックの世界の一部である神秘的なマウンド(Mounds/隆起・塚)の物語を語る。

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by Trenton Doyle Hancock

略歴とアートワーク-Trenton Doyle Hancock
1974年、Oklahoma City(オクラホマ州)に生まれる。
そして、育ったのは、パリ、テキサス州だ。(ヴィム・ヴェンダース監督の映画のようだ)
テキサスA&M大学コマース校でBFA。そして、テンプル大学(The Tyler School of Art and Architecture)にてMFA。

そして、パリ、テキサス州では、彼の継父は牧師だったので、教会は子供の頃の基本的な焦点だった。彼の作品には、贖い(あがない)や聖体(礼拝するために聖別されたパン)への言及など、宗教的な比喩やテーマが多く見られる。

そのアートワークには、版画、ビデオ、ドローイング、彫刻、公演(solo)、コラージュ , フェルト作品、絵画を制作する。そのモチーフの影響には、漫画、グラフィックノベル、漫画、音楽、映画が含まれるだろう。

ウール、そして、フェルトは、最も古い既知のテキスタイルの1つである。多くの文化には、フェルト作りの起源に関する説があると言われる。
そして、マウンド(Mounds/隆起・塚)とビーガン(動物由来の食品を食しない)に焦点を当てたビジュアル作品で知られる。

このマウンドとビーガンは、常に対峙(たいじ)しており、善と悪の間の永遠の戦いを表す2つの力の様相だ。ハンコックの2つの力の神話を探求するのにも役立ち、ハンコックに彼の概念をイメージ化する機会を与えているのだろう。
また、マウンド(Mound/塚・隆起)は、地球、受容、愛、そして進歩的な行動を象徴している。

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Trenton Doyle Hancock

そして、賞も多く得ている・・・
アルタディア賞(2003)、エルミタージュグリーンフィールド賞(2013)、 Artist of the Year(2017)、Texas Medal of Arts Awards in Visual Arts(2019)。
そして、ホイットニー・ビエンナーレ2000年と2002年に連続で選択された。
そして、MoMA、MOCA等々、アメリカの著名なミュージアムに収蔵展示されている。

#学術 #現代アート #ダーガー・イズム

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