こんにちは、アーツトンネルのタカキです。

現在、いいかねPalette内アーツトンネルギャラリーではHayatoTeraguchi個展『Frontalobeing』が開催中です。

今回、HayatoTeraguchiさんは大阪から車に作品を載せ、フェリーで田川まではるはるやってきてくれました。

Teraguchiさんの作品は様々な色と素材で制作され、かなり鋭利な表現をされているよう印象を受けます。

しかし、お話を伺うと意外なことかわかりました。Teraguchiさんは仏教に大きく影響を受けているのだそうです。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」

仏教には唯識と呼ばれる思想があります。この世の中のすべては自分自身の認識次第。

認識は脳によって行われます。

では、認識する機能を持つ脳さえハックできれば、この世の中をハックできるのではないか。

Teraguchiさんが表現するのは、脳と認識の間にある装置のようなものなのかもしれません。

作品の多くは、バンドやDJが出演する音楽LIVEイベントでのライブペインティングによっ
て制作されたもの。

音楽が流れる会場で作品を制作する際、考えるのではなく、感覚で描いていくように心がけていて、作品が会場の空気感や流れている音楽に影響を受けることもあるのだそうです。

会期は1月30日まで！是非お出かけください！