【11月26日まで】田川市美術館『増田常徳展 黒い抗脈』と、この国日本の「希望」と「絶望」
こんにちは、アーツトンネルのタカキです。先日、田川市美術館で開催中の展覧会『増田常徳展〜黒い抗脈〜』を観に行ってきました。素晴らしい展示でしたので、今回は、この展覧会を写真とともに紹介していきます。
過酷で悲惨な現場にあるもの増田常徳さんは、キリシタン迫害の歴史を経た長崎県五島列島出身の画家です。トンネル工事現場などで働きながら独学で絵を勉強し、「現代の裸婦展」で準大賞、「昭和会展」で林武賞を受賞。2005年には文化庁在外研修員としてドイツミュンスター芸術大学に在籍するなど