初めてのビジコン経験- 大学生の企業プロセスストーリー day6

皆さんお久しぶりです。選手から1週間あるビジネスコンテストに参加して来たので、その経験を今日はシェアしたいと思います。

結論から言うと、結果はビリに限りなく近い成績でした。正直、結果を聞いたときはとてもショックでした。しかし、ここでくじけていても仕方ないので、今回はなぜだめだったかを反省していきたいと思います。

中途半端になってしったディスカッション

今回のビジネスコンテストは、ディスカッションからプレゼンまですべて英語で行うものでした。また、日中韓の3人グループでやるものなので、ネイティブではないが、英語は軽く喋れるといった感じの学生が集まってやるものでした。

今回のビジコンのテーマは「シニアをターゲットとしたオンラインプラットフォーム」でした。今回のテーマは僕にとって非常に有利なものでした。なぜなら僕のインターン先がまさしくこのテーマに沿った事業だからです。
他の人より、知識はあったはずです。しかし、最初の事業を考える段階でまずひとつ妥協してしまいました。サービスのコンセプトが曖昧だったのにも関わらず、先に進んでしまったことです。

僕らのチームはシニア向けのマッチングアプリ的なものを考えていました。理由としては、孤独を感じる高齢者の割合は年々増えており、それに伴い再婚や、新しいパートナーを探している人は多いと思ったからです。

また、今回のコロナの影響もあり、シニアが話す機会がどんどん少なくなっているという仮設があったからです。しかし、僕がイメージしていたのはニア版クラブハウスのようなものでした。グループで話し合える環境づくりのように、コミュニティとしての機能があれば良いなと思っていたのです。

これによって、チームのアイデアが分散した結果、サービスのコンセプトがかなり曖昧なものになってしまいました。僕は何となくこれで良いのか疑問を持っていたのですが、時間も限られていたので妥協してしまいました。

ここがまず1つ大きな失敗だったと思います。新規ビジネスを考える上で、サービスのコンセプト、つまり何を解決するのかが明確になっていなかったので、課題に対する解決策が非常に中途半端なものとなってしまったのです。

役割分担や、その他チームとしての活動効率が悪かった

2つ目の敗因は、チームとしての活動効率があまり良くなかったことです。つまり、役割分担がうまくできていませんでした。最初は3人で会話をしながら進めていたのですが、途中から個人で作業することが多く、無駄に時間を使ってしまっていたことです。プレゼンやその他の資料の共有が遅れ、極端にタスクが偏っていたなど、3人の中でもタスクのばらつきが発生してしまっていました。僕らのグループは、韓国人の子が非常に英語が上手で、僕がまあ喋れて、中国人の子があまりしゃべれない構成でした。しかし、作業においては中国人の子も問題なくこなすことができ、むしろ僕の英語力が一番低かったのですが、その事実に気づくのが遅かった。もっと良い振り分け方はあったはずです。この限られてた時間の中で、誰が何に適しているかを判断し、リーダーシップをもって、やりきることが一つ大切だったのではないかなと思います。

自分自身の英語力の足りなさを実感

最後に、このビジコンを通してわかったのが自分の英語力のなさです。今までなんとなく英語はできる方でしたが、英語でディスカッションとなると、やはり語彙力のなさが浮き彫りになり、また自分の文章力のなさを肌で感じました。中途半端に英語ができても全く意味がないので、ネイティブと対面しても議論できるくらいの英語力を身につけるために、英語の本を読んだり日頃英語を話す機会を意図的に作らねばならぬと感じました。

今回の反省を活かし、また次のステップに向けて走りだせねば。また、1週間インターンを休んでしまったので、キャッチアップが大変そうですが、日常生活を送りつつ、しっかりインプットしていきたいと思います。



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