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サッカー日本代表が強くなった最大の理由!!


今回はサッカー日本代表の話です。

今年の日本代表、親善試合を含めての戦績は8勝1敗1分。
第2次森保ジャパンがスタートし、
3月の親善試合では、ウルグアイに引き分け、
コロンビアに敗れたものの、
6月以降負けなしの8連勝!
ドイツといった強豪相手にも4得点をあげ、
例えベストメンバーが揃わなくても、しっかり勝利しています。


なぜ日本代表はこんなに強くなったのか?

今の日本代表のほとんどが海外で活躍している選手で、世界トップレベルの中でプレーすることで個の力が付いてきたとか、監督やコーチ陣が選手とコミュニケーションがうまく取れていることなど、いろいろな要因があげられると思います。

その中でも、
6月に遠藤航が主将に就任時に掲げた
「2026年W杯優勝」という高い目標を設定したこと。
これが現在の日本代表が強くなった最大の理由だと私は考えます。

日本代表としてこの目標で行くよ、
ということを遠藤が主将として言葉にしたことで、

「どうすれば実現できるのか?」
選手だけでなく、監督、コーチ全員が本気で考えて行動している結果が
この快進撃につながっている。

目標を設定した6月以降は全勝です!

「W杯優勝」を目標にしたことで、
今まで達成できなかったベスト8は通過点で、
あっさり達成しちゃいそうな勢いです。

マラソンで例えるとしたら、
普段10kmの練習をしている人がいます。
練習では10km走るのに一杯いっぱいで、何とか走り切るのがやっと。
でも、その人がハーフマラソンの大会を走ったら、
目標が約21kmになったので、10kmは通過点となり、
10kmはあっさりクリアしていた。
こんな感じで。

「変な自信や別に勘違いではないけど、自分たちは今、それ(優勝)が現実にできると本気で思っているし、それについて子どもたちは今、日本代表ってワールドカップ優勝を目指してやってるんだよねと純粋に思っていると思う。大人になって日本代表に実際に入ったら、多分、心の底からそう思ったりできると思う。純粋な気持ちをぜひ持ってほしいし、自分がキャプテンになったときにワールドカップに優勝すると発信したのは、そういう意図もあったりもする。こうやってまた結果が出たことに対しては、すごく子どもたちに夢を与えられてるんじゃないかなと思います」

引用:サッカーマガジンweb

遠藤航の9月のドイツ戦後の試合後のコメントです。

今の日本代表の強さの”自信”とW杯優勝という目標への”本気”が伝わってきます。

このコメントで素晴らしいのが、
W杯ベスト8も達成できていない過去の実績に捉われず、
「2026年W杯優勝」と、未来を基準にした高い目標設定をしたうえに、
自分たちが自信をもってその目標を目指す姿を見せることで、
将来日本代表を背負うであろう、今の子供たちの未来まで考えているところ。

また別のコメントでは、こんな事も言っています。

「大事なのは、相手どうこうというよりは、常に自分たちにフォーカスを当ててやっていくところです。親善試合も含めて、自分たちの戦い方として『主体的』がテーマになっています。」

引用:Number Web

過去の日本代表であれば、W杯予選でガチガチに引いて守ってくる格下相手に手こずり、なかなか得点を奪えずに苦戦することが多々ありました。

しかし、今の日本代表は11月のW杯予選で格下の相手にも、
自分たちのサッカーで得点を重ね、
2試合とも5得点し、圧勝しました。

常に自分たちにフォーカスし続け、「W杯優勝」という目標を達成することをイメージして、意識的に主体的にサッカーができていること。
これも日本代表の強くなった要因です。

今の時点の、できる、できないの過去基準で考えるのではなく、
あくまで未来基準で設定する!

他人に流されるのではなく、
自分基準で考え、主体的に行動する!

サッカーだけでなく、
人生においての目標設定や行動でも、とても大切なことです。

2024年も元旦から日本代表の試合があります。
誰が出ても強い、現在の日本代表、
今後の試合を観るのが楽しみでしょうがない!!



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