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【10周年記念】鴨台さざえ堂オリジナルスイーツ企画始動!


はじめに

こんにちは! 皆さん、早速ですが、大正大学にある鴨台観音さざえ堂(すがも鴨台観音堂)というお堂のことをご存じでしょうか?

大正大学構内にある鴨台観音さざえ堂


さざえ堂とは、往路(昇り)と復路(降り)が交わることのない独特な二重螺旋構造を持つ建物で、日本に数か所存在しています。最上階に鴨台観音様がまつられている本学のさざえ堂は、2013年5月に建立され、今年で10周年を迎えました。

今回のnoteでは、祈りのまち巣鴨班の今年度の取り組みの一つである「鴨台観音さざえ堂10周年企画」について、文学部日本文学科3年の浅井美海がご紹介していこうと思います。


初の試み! さざえ堂オリジナルスイーツを考案


10周年を迎えた鴨台観音さざえ堂をさらに多くの人に知ってもらいたい! という目標のもとに、私たち「祈りのまち巣鴨班」は今年度の活動を行っています。
そこで今回、当班初めての試みである「オリジナル食品」を企画しました!

この企画を立てた目的は、仏教や祈りの文化に関心の少ない学生や一般の方に、食品を通じてさざえ堂を知ってもらうことです。さらに、スイーツを製作することで、若者へのインパクトや話題性も大きく、SNSを通じた拡散力にも繋がると考えました。

まずは班員内で製作する食品のアイデアを出し合い、さざえ堂の螺旋構造=”ぐるぐる”をテーマにしたスイーツ、という方向性を決めました。そして11月11日(土)に開催する「種子地蔵縁日」にて皆様に提供することを目標に設定しました。(数量限定を予定しています)

昨年度の種子地蔵縁日の様子 「農と食と歴史」を感じる様々なイベントが開催されました

具体的なスイーツ案は、スイーツを作って下さる方とお話をしないと、現実可能か判断をすることが出来ません…! そこで、今回スイーツ製作にご協力頂くことになった鴨台食堂のパティシエの方と検討会議を行ないました!

鴨台食堂×祈りのまち巣鴨班! オリジナルスイーツ開発会議

*「座・ガモール クラシック 鴨台食堂」とは?
元プリンスホテルのシェフが腕を振るう、大正大学の学食です! 大正大学 5号館 8階にあり、どなたでもご利用いただけます。
営業時間:11:30〜16:00 定休日:土曜・日曜・祝祭日
HP:http://thegamall.shop/ohdaijikido.html

座・ガモール クラシック 鴨台食堂

9月初め、私たちは鴨台食堂のパティシエ・涌井さんと会議を行いました。どんなスイーツを作るのか、このnote記事を読んでいる方に少し早めにご紹介します!

まず、ぐるぐるを想起させるスイーツということで、私たちはぐるぐるとした形状のスイーツを考えることから始めました。カップケーキやモンブラン、ロールケーキなどさまざまな案が挙がるなか、販売時期が秋という季節感も考慮し、モンブランを作る方針で進めることにしました!

鴨台食堂パティシエの涌井さん

作るスイーツが決まった後は、さざえ堂要素を出すためにはどうしたらよいか、意見交換を重ねていきました。
すると、仏教学部4年の園部さんから「五輪をイメージしてみたらどうか」という意見が出ました。五輪(オリンピックとは違います)とは、仏教において万物を構成する「地・水・火・風・空」(五大)のことを指すとされているそうです。私はまず五輪の意味も知らず、そういった発想も浮かばなかったのでとても勉強になりました…!

これを受けて、さざえ堂の構造五輪のイメージを重ね合わせ「スポンジを3層、クリームと栗を合わせてモンブランを5層にしよう」と涌井さんからアイデアをいただきました!
さらに、モンブラン上の栗を黄色の甘露煮にし、さざえ堂の頂上部にある宝珠を表現するなど、さざえ堂だけでなく仏教要素も交えた素敵なスイーツができあがりそうです!

下から見上げると気づきにくいですが、頂上部には「宝珠」という飾りがあります

今後は、班員内で使用する容器の選定や包装デザインなどを検討していきたいと思います。
どんなモンブランが完成するか、11月11日(土)種子地蔵縁日をお楽しみに!

完成イメージ図

おわりに


今回のnoteでは、さざえ堂10周年企画についてご紹介しました。
今後も私達、祈りのまち巣鴨班は、鴨台観音さざえ堂や大学周辺の祈りの文化の認知度向上に向けて、頑張って諸活動を続けていきたいと思います。また、本企画の進捗状況についてもお知らせしていきますので、是非、あるきめでぃあのX(旧Twitter)やnoteで当班の活動をチェックしていただけたら嬉しいです。
鴨台観音さざえ堂イベント・活動まとめはこちら⬇️

最後までお読みいただきありがとうございました!

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文学部 日本文学科 3年 浅井美海

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