場の支配力、オーラ、制圧力、空気を一変させる力

令和元年水無月8日 毎日ARUYO通信第294回
場の支配力、オーラ、制圧力、盤面をひっくり返す力
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昨日に引き続き、ショートショートフィルムフェスティバルでの気づきです。
それは、
一流の人っていうのは、空気を一変させる力がある
ということです。
TOKYOというセクションで上映されていた7本の映画には、基本的には、
メジャーな役者さんが出ていなかったんですが、
沢村一樹さんと竹中直人さんが出ている映画が1本ずつありました。
※メジャーと言うのは、例えば、NHK大河ドラマや民放ドラマなどで主役級をやったことがある役者さんと言う意味です。僕が知っている範囲内で。そもそもそんなに詳しくないので、僭越ですみません。

沢村さんがスクリーンに登場した時に、そのシーンは明らかに空気が変わったんですよね。圧倒的な存在感というか、場の支配力と言いますか、オーラと言いますか…
目線が自然と彼に向っていってしまう力がありました
こう言ったら大変失礼なんですけれども、(お許しください!)
例えば、大河ドラマのようなメジャーの役者ばかりが出演している作品を見ていても、なかなか気づかなかったのですが…
今回のような作品の場合は、明らかに違っていました。輝きを放っていたように感じました。
だからこそ、メジャー=一流であり、プロフェショナルなのだろうと。
竹中直人さんも同様でした。
スクリーン上を制圧していました。

スターとは盤面をひっくり返す力がある
と、言われることがありますが、まさにそれなんだと思ったのです。
ここで言う、制圧力っていうのは、
例えば、ラオウのようなに、戦闘をするしないに関わらず、常日頃から周りの人間を圧倒する威圧感
のことではなく、
いざ、スイッチが入った時、幕が切って下ろされた時に、一緒に仕事をしている仲間も思わず、「すげー」って言ってしまう、見入ってしまうような力のことです。

ガチのプロフェショナルというのは、
素人だけではなく、同僚からも、「スゲー」って思われる力を持っている人のことを言うのだろう。
そんなことを7本の映画を見ているときに思ったのです。
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一流とは、圧倒的な存在感、輝きを放つ存在である。
そんな一流は、素人だけではなく、同僚が、見入ってしまう、「スゲー」って思ってしまう力を持っているのだ。
しかも、常日頃から、周りを圧倒する、周りに気を使わせてしまうのではなく、然るべき時にだけ、スイッチを入れ、力を発揮する存在なのだ。

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