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True History / 歴史

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我々の住む現実は、様々な”歴史”に彩られ過ぎて、知るべき歴史が埋もれてしまっています。歴史を知れと言われても、あまりに膨大すぎてどこからどこを知れば良いのかも定りません。このマガ… もっと読む
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記事一覧

[ True History ] 語られぬ女神の物語

はじめに・Madonna's Ritual / 聖母の儀式.2019 https://note.com/as_above_so_me/n/n2c4ad7575564 ・Madonna's Ritual / 聖母の儀式.2012 https://note.com/as_above_so_me/n/naebb6cb29997  本件は「聖母の儀式シリーズ」でお話した「女神バアラト」の「語られぬ女神の物語」についてです。本件を読了いたしますと、バアラトの巫女が"なぜ卑猥なダンス

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[ True History ] 象徴の威力 (情動)

はじめに 本件は、どストレートなタイトルの通り”象徴のもつ威力”についての記事となります。いきなりですけど不思議に思いません?なぜ三角や円や四角などの”昔からある”単純な幾何学図形を”今もなお”使用するでしょう?もう何百年も研究しているのですから、何か複雑な幾何学や象徴があっても良いはず。何度もリメイクして使うからバレバレになっちゃうわけじゃないですか〜。例えば、、、  少し象徴を学べばすぐに同じものだと分かりますよね?でも手を変え品を変え古きものを使い回します。  その

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[ True History ] 象徴の威力 (偶像)

はじめに 本件は前回の『象徴の威力(情動)』の続きとなります。前回は情動的象徴の古き歴史と、その象徴がどのように人の脳と心に影響を及ぼすかについて綴りました。その後、「情動的象徴」に「言語的象徴」と「計数的象徴」が加わり現代の象徴となるわけですが、情動的象徴から次へ進む前に、今現在、情動的象徴がどのように使用されているかについてを学びましょう。「言語的象徴」と「計数的象徴」については来週の記事で綴ります。  本件は、なぜこのようになっているのかについてかなり深めに綴ります。

[ True History ] 象徴の威力 (計数:言語)

はじめに 本件は2週前の『象徴の威力(情動)』の続きです。前回の記事では、ホモサピエンスに高次意識の進化をもたらしたものが情動的象徴であることと、GSRテストの結果、情動的象徴は現代の人間に対しても物理的に効くことを述べました。  本件はこの続きで、「情動的象徴」から「計数的象徴・言語的象徴」がどのように生まれたかの流れについて綴ってゆきます。これらを理解することで「象徴の威力」というものをさらに実感できることでしょう。 おさらい  少し振り返りましょう。ホモサピエンス

[ True History ] 象徴の威力 (宇宙言語)

 さて、1ヶ月に渡りお送りしてきました『象徴の威力』シリーズも本件で完結です。前回の記事はこちらから。  本シリーズを通しまして、古きを知ることの大切さに気付いていただけたかと思います。我々の住む現実というものは枝の先の新芽の世界。いくら目先を変えようと、どこを見ても新芽が生え、葉が生い茂ります。下手すると巨木に挿木をされた別の木だったなんてこともあります。 故に古きを知るのです。 智慧は現実へ落とし込み初めて知識となり機能します。 本件は現代に繋がる重要な記事。心の

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[ Decode : Art ] Fabian Society / フェビアン協会:前編

 最近はこのステンドグラスが示す世界に仕上がってきちゃいましたね。わたくしは、かなり昔にこのステンドグラスをDecodeしておりましたので、現行の世界の流れを非常に危惧しております。 なぜなら、この団体が目指した通りになっているから。  本件は一応”ステンドグラス”のDecodeですので[ Decode Art ]に分類しておりますが、内容としましては[ True History ]であり、『象徴の威力』シリーズとも繋がります。故に現行の世界と繋がります。 全てを読み終

[ Decode : Art ] Fabian Society / フェビアン協会:後編

 本件は[ Decode : Art ] Fabian Society / フェビアン協会:前編の続きとなります。前回はこの団体の創設や技に関して綴りました。本件は主にわたくしの得意分野の象徴のDecodeになります。読み終えた後、きっと世界の見え方が変わりますよ。では「イギリス最古の政策研究所」が大切に所蔵するステンドグラスの解読に参りましょ〜 フェビアンの窓 このステンドグラスは、フェビアン協会の記念としてジョージ・バーナード・ショーにより1910年に作成されました。そ

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[ Decode:Art ] 灰から飛び立つ不死鳥

この壁画は ですって。魔女に言わせりゃちゃんちゃらおかしな話ですけどね。なぜって、本当に国連が言うように「平等な組織」でしたら「特定の思想の絵」とか飾っちゃダメでしょ?例えば、国連の会議室にイスラム教由来の絵があったら問題になりますよね?座禅ジャンプで空中浮遊してる教祖の絵があっても、これまた問題になりますよね?でもね、この絵画のど真ん中は特定の宗教由来なのですよ。そんな事はすっとぼけて「平和、平等、自由を達成するための....」とか言っちゃいますから、ちゃんちゃらおかしいと

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[ Decode:Art ] Bank of America 1 [未来予想図]

 本件は、世界有数の金融機関であるバンク・オブ・アメリカのロビーにある3枚の絵画のうちの1枚目のDecodeになります。この絵画のDecodeには、描かれている「オブジェクト自体の意味」と「オブジェクトが示す意味」の二つの知識が必要となります。それらを読み取るためにまず必要なのはパス。重要なものがどこに描かれているかを示すパス。「受胎告知と聖杯」や「洗礼者 聖ヨハネ」や「ヴィーナスの誕生」でお伝えした、この世にこれしかないパス。 はじめに この絵画のパスから分かる重要な部分

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ヤヌスの鏡Part1(ニュートンの功績とデジタル円)

三つの誓い 秋分の日に霜月やよいさん、愛さんと同時投稿できたことは、私にとって「忘れない日」になりました。  やよいさんが「象徴」から導き出した知識、愛さんが「宗教」と「血統」から導き出した知識、私が「カネの流れ」から導き出した知識を合わせた「智慧」を皆さまとシェアしたいと思います。    また、佐山みはるさんが「秋分の日」=霊的な収穫としてnoteにまとめています。 天秤座の季節は自己犠牲ではなく、他者との関係を通して自分の真実を知ることが出来るようなエネルギーのようです

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[ True History ] 槍振るうヘラクレス:前編

はじめに 本件は[ True History ] 象徴の威力 (宇宙言語)と[ Symbolizm] 象徴の見方:聖都 D.Cとを繋ぐ記事となります。本件では、中世の欧州で起きた高次意識の進化がどのように先住民の土地に伝搬し影響を及ぼし、今日のような”首都に白い家”が建つ国となったかがご理解頂けることでしょう。  ただ、そのような歴史は『1984』のような現代にはありません。それは象徴の威力シリーズで痛感して頂けたと思います。そこでタイトル画像の魔術師にスポットを当て新大陸

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[ True History ] 槍振るうヘラクレス:後編

はじめに 本件は『槍振るうヘラクレス:前編』の続きとなります。前回はベーコンが欧州に放った魔法についてでした。今回はそんな大魔術師が新大陸にわたり、どのような影響を残したかについてです。その痕跡、象徴は現代でも残っておりますから、現実の仕組みを認識するにはもってこいです。また、聖都D.Cがなぜにあれほどマジカルなのかもご理解いただける事と思います。  前編をお読みになられて「危ねぇ〜な〜」ってお思いになりました?全然ですよ。本件の方がすんごいから。 海を越えて お話は新大

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[ Symbolizm] 象徴の見方:聖都 D.C

はじめに 本件は、足掛け10年くらい黙っていたDecodeです。旧ブログの一件目の最後にタイトル画像をつけ「もし気付いている方はご連絡ください」と記してから6年ちょっと。今現在まで一通のメールも来なかったので「これは沈黙すべきこと」と思いずっとスルーし続けてきました。下手に広まり多くの誤解を生むくらいなら、沈黙を守る方が良いとの結論に至ったからです。  しかしながら旧ブログ & noteを通し何年もカバラをお伝えし続けた結果、同じように理解できる人間がちらほら現れました。ま

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フランス史🇫🇷 アンリ四世の生涯 前編 ~ユグノー戦争とフランス統一 ~

はじめに今回は日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、フランス史において非常に重要な人物アンリ四世(1553~1610)についての記事です。 今回彼を取り上げようと思った理由はたくさんありますがいくつかあげるとするなら、 -カトリックとプロテスタントの間で40年近く続いたユグノー戦争を終結させた重要人物であること -欽定訳聖書(KJV)の未来予測において非常に重要な年である"1589年"にヴァロワ朝が終わりを迎え、アンリ四世が新たなブルボン朝の最初の王となっているこ