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脳科学で言うところの男とは、、①【コーチングやっています 26】

「最近、付き合っている彼氏から連絡が来ない……」
「なんで男性は付き合っている彼女よりも男友だちを優先するの?」など、男性が何を考えているのかわからなくて不安になることがありますよね。
男性の態度に隠された本音とは何なのでしょうか。
今回は、脳科学を用いて、男性の本心を探ってみましょう。

■(1)男性が女性の話を聞くのが苦手なのはなぜ?

男性は右脳優位、女性は左脳優位と言われます。
右脳は、「感性脳」と呼ばれ、画像処理や空間認識、直観的判断などを司ります。左脳は、「言語脳」と呼ばれ、言語処理や論理的思考などを司ります。
男性は、地図を読んだり、道順を覚えたりする、といったような能力に長けており、一方女性は、言葉で自分の感情や状況を伝えることを得意とします。
女性は、好きな人に自分を知ってほしい、理解してほしいと思う生き物なので、自分に起こった出来事をあらゆる言葉で表現して、受け止めてほしいがために、いろいろ話したがるのです。
しかし、女性よりも言語能力が発達していない男性は、そのような女性の“とりとめのない話”を聞くことがそもそも苦手なのです。

■(2)男性がなかなか「好き」「愛してる」と言ってくれないのはなぜ?


「男性が女性の話を聞くのが苦手なのはなぜ?」の項目でもお伝えしましたが、女性は言語能力が発達しており、“言葉”を重視するため、「付き合ってほしい」「好き」「愛してる」「一緒にいたい」「カワイイ」「キレイ」など、男性にも言葉での愛情表現をしてほしいと思っています。
しかし、男性は感性を司る右脳が発達しているため、言語表現より、“言わなくてもわかるでしょ”という感覚なのです。
そのため、「男性がちっとも好きって言ってくれない……もしかして私のこと好きじゃないの?」と思い込むのは早急です。冷たい態度をとられない限りは、ちゃんと好意を持っているから大丈夫ですよ!

■(3)付き合うと、男性からのメールやLINEの連絡頻度が減るのはなぜ?


かつて狩りをすることが仕事だった男性には、生まれつき狩猟本能が備わっています。
そのため、付き合う前までは、「あの女性を射止めたい!」という欲求に駆られて、メールやLINE、プレゼント、食事、デートなどとさかんに攻めるのですが、いざ自分の手に入ってしまうと、狩猟本能が抑えられるため、連絡頻度も減ってしまうのです。
また、男性は、自らの支配欲を満たしてくれる女性をほしがります。
自分が女性を支配できるうちは良いのですが、アンコントローラブルで思うようにいかなくなってしまうと、途端に興味を失ってしまいます。

■(4)男性が記念日を忘れがちなのはなぜ?


男女では記憶の方法にちがいがあるともいわれています。
女性は、ある出来事とそのときの感情をセットで記憶するのに対し、男性は数値やデータ、視空間認識や画像処理を記憶するのは得意ですが、そのときの感情はあまり意識していません。
これらのことから、女性は記念日を大切にしますが、男性は記念日を忘れがちになるのです。

■(5)彼女より、男同士の付き合いを優先するのはなぜ?


人間の大脳皮質の中には、ヒトの“知”を司る「新皮質」と言われる部分と、食欲、性欲などの人間の本能を司る「視床下部」、喜怒哀楽などの感情面を司る「大脳辺縁系」と呼ばれる部分があります。
一般に、男性は「新皮質」の働きが活発で、女性は「視床下部」や「大脳辺縁系」の働きが活発であるといわれています。
男性は、パートナーの女性が妊娠、出産する間、自分や妻子をしっかり養っていかなくてはなりません。
社会の中で仕事をし、お金を稼がねばならない、それが男の評価につながるという思いや責任感があるものです。
感情のまま勝手に生きていたのでは男としての役割が果たせない、と「新皮質」がブレーキをかけているため、本能や本音が抑えられ、仕事や男同士の付き合いなど、建前優先になるのです。

■(6)男性が素直に謝れないのはなぜ?


「彼女より、男同士の付き合いを優先するのはなぜ?」でも述べましたが、男性は「本音」よりも「建前」を優先します。
たとえ仕事でうまくいかないことがあったり、失敗したり、悔しい思いをしたりしたとしても、それに対して感情をあらわにして怒ったり、泣いたりできません。
理性を司る「大脳新皮質」の働きが優位になっている分、人間の本能的な部分を司る「大脳辺縁系」の活動が抑えられ、「男たるもの弱音を吐いてはいけない、強くあらねば」という思いが、ますます自分の本音を押し殺してしまい、恥ずかしさやプライドが邪魔をして、素直に口にできないことが多いようです。

■(7)男性が昔の彼女との思い出の品を捨てられないのはなぜ?


恋愛について「男は名前を付けて保存、女は上書き保存」といわれます。
これは、男性の場合は、別れた相手に対し個別に名前をつけてほかのファイルと同列に保存し、新しく彼女ができても、いつも前の人を思い出したり比べたりしがちだけれども、女性の場合は、新しい恋人ができれば昔の人の上にどんどん上書きされて、新しい人に集中できる、という意味です。
女性は相手と別れると、割とすぐにスッパリ忘れて次の人を探そうとしたり、恋愛とは別の事で発散しようしたりしますが、男性の場合は、いつまでも未練を引きずっていて、数年間も前の彼女が忘れられずにウジウジしていてなかなか次に進めない……ということもあります。
男女では、元カレ、元カノに対する恋愛観がちがうのです。

■(8)男性がひとりの時間を好むのはなぜ?


今まで述べてきた男女の脳構造のちがいなどをもとに、いくつか説明します。
男性はあまり言葉や会話を重視せず、女性のように用事もないのに集まって何時間もたわいのないおしゃべりをする、ということはあまりありません。そのため、特にしゃべるのが苦手な人、無口な人などは、集団でいるよりはひとりの時間を好みます。
また、ひとつの物事に集中して取り組むのに向いている男性は、自分の趣味や好きなこと、熱中するものがある場合は、誰にも邪魔されず、ひとりでそのことだけに集中したいと思う傾向にあります。
仕事優先で、本音より建前で生きる男性は、どうしても気を遣いがちで、仕事や人間関係に疲れてしまうことがあります。
その場合、そういったストレスとなることから離れて、少しひとりになってゆっくり休みたい、と思うことがあります。
悩みやストレスをすぐ周囲に相談して解消しようとする女性とちがい、恥ずかしさやプライドが先に立ち、なかなか人に言えないことも多いので、ひとりの時間を持ち、そこで気持ちをリセットしたり切り替えたりすることが必要になります。

■(9)男性は彼女以外の女性ともセックスできるのはなぜ?


「種の保存」という本能で考えてみると、男性(オスとしての本能)は、自分の遺伝子をより多く残すことで、子孫を反映させる、という性にあります。ひとりの女性が一生に産める子どもの数は限られていますから、自分の子孫をより多く残すためには、たくさんの女性とセックスをして、子どもを産んでもらう必要があります。
多くの女性に子種をまき散らしたいという生殖本能は、すぐに別の女性に目移りするようにプログラムされているのです。

と言うように男という種は大昔に出来上がった脳がほぼ同じく、現在にも脈々と引き継がれていると考えてもいいかも知れません。
しかし、脳科学は発展途上だと思っていますので、これからどんどんと新しい発見が発表されていく事でしょう。

上に記した1〜9をふまえておくと、男に対しての不満、憤りが少しは減るかも知れませんね。参考にどうぞ。

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