知的好奇心を伸ばすには…? 3

前回のつづき



子は親の鏡
子どもは大人の、親のまねをする生き物

だから

大人が子どもの手本になろう

というのが前回のお話。




「固定マインドセット」

 と「成長マインドセット」


マインドセット
 = 心の持ちよう
   ものの見方・考え方


という点においても
大人は子どもの手本となることができます。






「固定マインドセット」

とは、



人種・性別・年齢…

属性にもとづいた
決めつけ 
を心に持ち、
ものごとを考える 
ことです。



「アメリカ人だから、社交的だ。」
「関西人やねんから、おもろいこと言わな。」
「O型だから、おおざっぱだよね。」
「女の子だから、虫好きなんて…」
「1年生だから、ならったかん字だけかこうね。」


といった
思い込み を前提として
ものごとを考える ことです。



アメリカ人にも、内向的な人はいます。
関西人にも、おもろない人はいます。
O型にも、几帳面な人はいます。
女の子にも、虫好きはいます。
1年生にも、習っていない漢字を書ける子はいます。





誤った思い込み による

誤ったものの考え方 は、

誤った判断・行動 を生みます。




女の子だからと、
虫と戯れている子どもを
草むらから遠ざける。


1年生だからと、
習っていない漢字を書ける子どもに
ひらがなをきょうせいする。




こうした大人の行動は、

子どもの 知的好奇心 の芽を

摘み取ります。





子どもの成長を支える大人としては

できる限り避けたい態度です。






対する

「成長マインドセット」

とは、



自分の知性・能力 等は、

いくつになっても、何歳からでも

常に成長しうる!!


という心構え




大人が子どもの手本として示したい
心構え です。



・今は能力が足りなくて出来ないとしても、
 練習や努力によって出来るようになる姿
 見せること。


・ミスや失敗をチャンスと捉えて、
 そこから学びを得ていく姿勢
 見せること。




このような姿
大人が子どもに見せることで
子どもは、


「今はまだ出来ないけれど、
たくさん練習すればきっと出来るようになる!!」


間違えることは悪いことじゃないんだ!!」
間違えた時こそ成長のチャンスなんだ!!」


という
成長思考・プラス思考 を
得ることができます。




大人の

出来なくても努力を重ねる姿
失敗を恐れず、むしろ楽しむ姿 が

子どもを変えます。



大人が子どもに
たくさんのチャレンジする姿
見せてあげてください。

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