知識を増やすには…? 2

知識 = 網の目



子どもが、

・知的好奇心
・没頭力 

を伸ばすことで
大きくなっていく



このは、

子どもが
まわりの環境から
新たな情報をキャッチするためのです。






その網の目を細かくする。
網をさらに大きくする。


つまり、
網の目の役割を担うのが
知識です。





さらに細かく
さらに大きく なったは、

まわりの環境から
さらにたくさんの情報をキャッチしやすくなります。







また、
新たに手に入れた情報

その子にとっての
新たな知識となります。




すると
また網の目が増えるので、

さらに細かく大きくなっていく。



すると
またたくさんの情報をキャッチできるので、
……







こうして

子どもの中で知識
加速度的に増えていきます。




そして、

知識を増やすことは
いずれお伝えします、


地頭」の5要素 

5つ目
思考力 
(考える力) を伸ばすために
不可欠なものです。




「子どもの思考力 (考える力) は、その子の持つ知識量に比例する。」

といっても良いでしょう。









そして
知識は、


言葉 と 経験

に大別されます。





・言葉 を増やすこと
・経験 を増やすこと


が、

子どもの
知識を増やすこと
です。





今回は、
言葉 の増やし方 のお話です。







言葉 の増やし方


言葉
どのようにすれば増えるのか?



子どもの頭の中でいきなり
新たな言葉が誕生することはありません。



言葉は、
見て聞いて話をすることで
増えていきます。




今日はその中でも
聞いて話をすること





会話


のお話をします。






会話

子どもの言葉のバリエーション
語彙力を高めます。




そして
子どもが最も長い時間を過ごすのは、

前回お話しした通り
家庭です。




家庭での
子どもとの他愛のない会話


この
家庭での会話の質こそが
子どもの語彙力アップには欠かせません。








語彙数
同じ言葉ばかり話していても
増えてはいきません。




子どもにとって
知らない言葉と出会うことで

子どもの
語彙数は増えていきます。






なので


子どもに
知らない言葉と出会わせてあげる、

子どもが
知らないであろう言葉を織り交ぜて会話をしてあげる


ことが
の役割です。







例えば



子どもが
擬音語で話す言葉を
親が言語化してあげる。

(例)
飛行機の持った子どもが、
ウィーーンブーーンガッチャーーーン!!」

と遊んでいるそばで、

「飛行機が只今離陸しました。
  空高くまで上昇し、現在飛行中です。
  おーっと、ここで緊急事態発生、飛行機墜落です!!」

と実況を入れてあげる。







子どもが
擬態語で話す言葉に
親が同義語で返してあげる。

(例)
ジェットコースターに乗る前
「なんだかドキドキしてきた。」
緊張してきたの?」







子どもが
知らないであろう言葉を織り交ぜて会話をする。

(例)
テストが返ってきて
「1コしかバツないのに、70点だったんだよね…」
「本当だね。
  不正解だった問題の配点が高いみたいだね。」






はじめての言葉と出会った
子どもたち


配点
 まちがった問題は、点数が高い問題なのか…」
と、
話の内容から何となく意味を推測し、
自分なりの言葉理解できる子どももいれば、


配点ってなぁに?」
と、
聞き返してくる子どももいます。




聞き返してくる子どもにはさらに

「例えばここ、
  この問題とこの問題だと
  1問あたりの点数が違うんだよ。」

「ほんとだ、
  こっちは10点、こっちは30点って書いてある。」

「そうだね、
  この1問1問の点数のことを配点っていうんだよ。」


と会話を広げて
言葉の意味の理解につなげることができます。







いずれにせよ大切なのは、

子ども主体の会話をする中で
親が新たな言葉を投げかけてやること

です。



無理に親が
「たくさん言葉教えなきゃ!!」
と意気込む必要はありません。






『1日1個、はじめての言葉を投げかける。』


1日1個でも
1年で365個
3年経つと1000個以上にものぼります。


それだけで
市販の『小学生の語彙力アップ~~』と謳う
書籍1冊分に相当します。



ぜひ
毎日の
親子の会話を通して

子どもの脳内辞書
たくさんの言葉を刻み込んであげてください。



脳内辞書の語彙数

子どもの
知識量であり、
思考力 (考える力) の源です。





『1日1個、はじめての言葉を投げかける。』

そんな意識で日々
子どもと接して頂ければと思います。


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