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最高の読み聞かせ



知識を、言葉を増やす




ただ
子どもは

読むのが苦手





読む」をはじめて
まだ日が浅い
小学校低学年の子どもたち



読む」ことに囚われて

文章の内容を「理解する」に至っていない子が
大半です。




ただ、子どもは
読む」経験が浅い一方で、
聞く」ことには慣れています。





前回お話した通り、


言葉の習得は

聞く話す読む書く 

の順に進みます。



子どもが

読む」を始めるのは
4,5歳頃からですが、

聞く」を始めたのは
お母さんのおなかの中にいる時です。





読む」でなく、「聞く


自分で文字を「読む」よりも
誰かが読んでくれる文字を「聞く」ほうが

すんなりと頭に入ってくる年代です。







そこで
子どもが読書習慣をつけるための

もうひとつのアプローチが




読み聞かせ

です。




中でも今回紹介するのは、
当スクールでも実践している

ダイアロジック・リーディング

です。






ダイアロジック・リーディング


ダイアロジックは、
対話(dialogue:ダイアローグ)」という意味の形容詞です。


ダイアロジック・リーディングとは
端的に言うと、

読み手である大人
聞き手である子どもとが


絵本を通して
対話やりとりを楽しみながら
読み聞かせする手法のこと


こちらの本で
分かりやすく紹介されています。

思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ



絵本を通して
やりとりをすることで


子ども
大人が話して聞かせてくれる絵本の情報

受動的見聞きするのではなく、
能動的に、自分なりに咀嚼しながら
観る聴くようになります。


しっかりと観る・聴く
見る力」「聞く力」がつくと、

同じように情報を見聞きしていても
入ってくる「知識・語彙力」が増えます。

「これは何?」
「〇〇って知ってる?」など
問いかけるうちにも「知識・語彙力」が増えます。




「今この子はどんな気持ちなのかな?」
「〇〇ちゃんだったらどうする?」など
問いかけるうちに

子どもは
自分なりに考え、
自分なりの言葉で伝える

考える力」「伝える力」がつきます。




大人と子どもが
絵本を通して対話をし、
やりとりを楽しむなかで

つの力
見る力」「聞く力」「知識・語彙力
考える力」「伝える力

を養う。



これが
ダイアロジック・リーディングです。





小学校入学前後でやめてしまうことの多い
読み聞かせ



表面的に文字や文章を追うことができる
読む

で読み聞かせを
終わりにするのはもったいないです。


正しく意味を理解して読む
読解する

の段階に至るまで
親子での読み聞かせを楽しみましょう。





『思考力・読解力・伝える力が伸びる 
 ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』

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ご希望の方はぜひお声掛けください。


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