製作ノート vol.2 「関西弁」
絵本『ちもとぺーい』の主人公「ちも」は関西弁をしゃべる。自分の絵本で関西弁を使うのは2度目だ。
関西は私にとって親しみがある地域で、関西弁は大好きな言葉。というのも、1998年から9年間ほど大阪で暮らした経験があるからだ。
東京で生まれ育った自分にとって、大阪は初めて暮らす東京以外の街で私に大きな影響を与えた。
見るもの、聞くもの、食べるもの、すべて新鮮でカルチャーショックだった。そんな大げさな~と思うかもしれないけれど、当時は恵方巻きだって関東では知られていない行事だった